カナダ経由だったので、入国審査のときに
10日以内にトロントに滞在した人はこちら
などと言われたりしてた人もいたが、なんとか無事帰国。
岡山経由松江行きの指定席も手配し、うちに電話してから、新幹線に乗り込んだ。 まもなく新幹線が発車し、アナウンスが聞こえた
東京行きのぞみに乗車いただきありがとうございます。
がーん。なんと反対方向ののぞみに乗ってしまったのだった。ばか。
慌てて次の停車駅、京都で降りて、下りのひかりに乗り換える。 しかし、すぐそばの京都で止まってよかった。これで名古屋までノンストップとかだったら、 リカバリのしようがないよ。
で、結局岡山発の次の特急で帰れたのだが、伯備線の特急は1時間に一本しかないのにもかかわらず、 時間の関係で30分遅れだけで済んだのは不幸中の幸いであったろう。
いや、連絡がつかず30分待たせてしまった妻と子供には悪いことをした。
やはり国が違うといろいろ細かいところが違うのだが、今回の旅行で気づいた小さなこと。
ご存じの通り、日本の歩行者信号は、
青→青点滅→赤
と変化するのだが、アメリカの歩行者信号は
青→赤点滅→赤
と変化する。日本の信号が「急いで渡れ」という暗黙のメッセージを送っているのに対し、 アメリカの信号は「そろそろ危険だ」というメッセージを送っていると感じた。 いや、アメリカの信号の方がうっとうしいのだが、目的はよく果たしていると思った。
アメリカは左ハンドル右側通行なので、右折の方が曲がりやすい。 で、交差点はデフォルトで常時右折可なのだそうだ。
つまり、正面の信号が赤でも人や車が来てなければ曲がってもよいということ。 交通量が多く、危険なところでは「右折禁止」と書いてある(もちろん英語で)。
これも合理的....なのかもしれない。
公衆電話の受話器を取るとコインを入れなくても「ツー」と音がする。 ダイアルしてつながると課金されコインが落ちる。
これは変わってる、と思ったのだが、帰国してから使ったグレーのISDN公衆電話は同じ動作をした。 ただ単に私が遅れていただけらしい。
あと、公衆電話といえば
というのも印象的。特に後者は「ああ、映画で公衆電話が鳴るのはそういうことか」と納得だ。 古くは『ダーティハリー』、最近だと『スピード』で鳴ってたよね。
『スピード』は全然最近じゃないか。