父: いやあ、いらないメールがいっぱい来て困るよ。 子(6歳男): だした人にいらないっていえば? 父: 出した人も知らないんだよね(以下、ウィルスについて説明) 子: じゃあどうするの? 父: 要らないメールだけ捨ててしまうプログラムを使ったんだ。 父: でも、これもまだ面倒で。自分でわざわざ捨てないといけないから 子: だったら、自動的に届かないようにできないの。 父: できるよ。今日、そうしようと思ってたんだ。
というわけで、フィルタを用意。 基本的にはsobig_killer.rbを削っただけなのでお手軽簡単。
#!/usr/bin/ruby SOBIG_SUBJECTS = <<END.split("\n") Thank you! Re: Thank you! Re: Details Re: Re: My details Your details Re: Wicked screensaver Re: That movie Re: Your application Your details Re: Approved END SOBIG_SUBJECTS_R = Regexp.new('^(' + SOBIG_SUBJECTS.join('|') + ')$') header = STDIN.gets("\n\n") size = STDIN.read.size + header.size exit 1 unless header =~ /Subject: (.*)\n/ subject = $1 if subject =~ /RAV AntiVirus scan results/ exit 0 end if (310000 < size || size < 100000) and not header =~ /^Content-type:\s*multipart\/mixed/i exit 1 end if SOBIG_SUBJECTS_R =~ subject exit 0 end exit 1
あとは、.procmailrcに以下のルールを追加する。
0HB: * ? /usr/bin/ruby /home/matz/sobig_filter.rb sobig
勇気があれば(?)、「sobig」の部分は「/dev/null」でも良い。 実際には私はそうしている。これで迷惑なメールを見ないですむ。
うちの息子は作文が大変苦手だ。 このままでは将来苦労しそうなので、なんらかの訓練が必要だろう。 そのために、日記をかかせるのはどうだろうかと話をした。
ところが、本人は「ぼくもおとーさんみたいにパソコンで日記を書きたい」と言い出す。 となると、Web日記か*1。 どこのサービスを利用するのがよいかな。
*1 ここに飛躍が有る。別にメモ帳で書かせてもいいんだけどな
もう普通に使えるようになって、ほぼ完全に引っ越しが終わった。 あとはフォントの設定が少しと、機種固有の設定だけだ。
無線LAN
ndiswrapperかmadwifiで使えるとの情報あり。madwifiはカーネル2.6.8ではコンパイルできない。 パッチを入手してインストール。ESSIDの取得ができないような気がするけど、手動で設定すれば使えた。 ndiswrapperの方は繋がったり、切れたり。ドライバを間違えたかな。
Speedstep
CPU速度を調整してバッテリーの保ちをよくしたい。 ACPIを使えばcpufreqdが動いて、問題なく動作した。 APMでSpeedstepを使う方法はあるのかな。
tpctlというパッケージを使えばapmiserというデーモンが調整してくれるとのことだが、 実際に試したところCPU速度表示は変化しない。
サスペンド・リジューム
APMでは問題なくサスペンドした。ただし、ときどきふたを閉めてもサスペンドしないときがある。 apm -sでは確実にサスペンドする。
ACPIを使うとサスペンドにはswsuspendを使うしかないようだ。
ところで、APMで動作させていると、/proc/cpuinfoのclockの値が、 ブート時にACに繋がっていると1.6GHz、バッテリー動作だと600MHzと表示されるのはどうしてだろう。 実際の処理速度は変わらないみたいだけど。
出張中、tachさんから「morq関心があるんですよ」とうかがう。 結構注目されているらしい。で、話すうち「ラベルで絞り込みを行いたい」という話が出る。 ふむ、確かに。「これこれの条件を満たすメールでこのラベルがついたもの」という検索をしたいことはあるよなあ。ただ、ラベルはmorqのインデックスには含まれていないので自前で実装する必要がある。
ま、いい機会なので実装してみた。最新(リビジョン 2145)では、morqのqueryに「label=inbox」のようにして指定すると、検索結果がそのラベルが付いたメールに限定される。複数ラベルを指定すればand指定になり、指定したラベル全てを持つメールだけがリストされる。いまんとこor検索は出来ない。
先日、BasecampとBackpackを使ってみると発言したが、 約束通り試してみた。ふむ、Basecampは私の望むものとは違っているんだけど、 これってもしかしてRubyの開発に役立つんでないだろうか。
現状の最大の問題といえば、リリースが遅いことなんだけど、 それって
っていうプロジェクト管理としてはダメダメな状態なわけだが、 それこそBasecampの役立つ領域ではないだろうか。
今からSubversionに移行して、Trac使うのもおおげさだし、 これならちょっとやってみて、ダメなら止めるのでもさしてダメージはない。
とりあえずやってみることにする。
しばらくすると、DHHからメールが来た。無料でplusアカウントをくれるってさ。 感謝。
とうとうビデオ公開っ。でも、時間がかかるのでとても全部は見れない。 Language Updateの範囲でのお勧めはOCamlか。
参加できなかった部分のビデオはなんとか時間を取って見ることにしよう。
SunがJRubyのメイン開発者であるCharles NutterとThomas Eneboを正式に雇った、という話。
とうとう来たよ。そういう時代が。
彼らのブログ
立役者(らしい)Tim Brayのブログ
もう11月かよっ。テーマは「理系・文系」。でも、書きおわらなかった。 正確には書きすぎたので削らなくちゃ。
日経Linuxの方は「HTTP+CGI」。こちらは半分ほど書けた。
Dave Thomasから「yacc捨てたいって言ってたよね、こんなのどう?」と紹介されたもの。
大変面白そうだけど、背景となる理論が理解できてない。
Cを対象にするコンパイラ・コンパイラがあれば理論なんて分かってなくても使えるけど、 どうもHaskell, Java, Tcl対象のものしかないみたい。 「自分で作る」ってのは避けたいしなあ。
その名はExcel、という話。
が、表計算がうまくはまるような局面では その分野に特化した「言語」の方が生産性的に有利であるのは 間違いないことだから、そのこと自体はさほど驚くことではない。
問題は
であろう。特に後者に関心がある。
Excelが(特定分野で)生産性が高いのであれば、 適切なクラスライブラリを提供することで Ruby(あるいは別の言語)も同等の生産性を提供できるのかどうか。 もしそうであれば、その「適切なクラスライブラリ」とはどのようなものか。
あるいは、Excelは「言語」として特異であって、 汎用の言語に機能を追加したくらいでは、その生産性を実現することは 困難なのか。
Xtalにおいて、selectなどがPseudoArrayなるArrayのように振る舞うオブジェクト(その実態はイテレータの上に構築された擬似配列)を返すようになったという話。
Rubyでも同種のことがやりたい(から、LL魂のスライドでもそう書いた)のだが、 なかなか実現できないでいるところを、あっさり実装してしまう このスピード感が素晴らしい。
ちゅーか、なにか、年取って開発のスピードが落ちたということか。 そうか、そうなのかっ!?
昨日のイベントで裏番組だった未踏発表会のレポート。 5倍とか書いちゃってるよ。 嘘ではない、嘘ではないんだけど。
これがどう出るかは、未知数である。
確かに(マイクロ)ベンチマークを行えば平均5倍速くなるので、 「これは素晴らしい技術だ」と思ってもらえるのか(その場合の賞賛は、ささだくんに行くべき)、 あるいは、実際にアプリを動かしても、実際の速度差は アプリの構成(特にアルゴリズムの選択)やライブラリ実装に依存する以上、 体感5倍は出ないわけだから、「なんだ、言うほど変わらないじゃないか」と 思われちゃうのか。
なんとなく、世の中の流れ的には前者の方が多いような気がするんだけど。
ポール・グレアム最新エッセイ。 出身大学と成功には全然関係がない、という話。
裏を返せば、このようなエッセイが書かれるくらい、 アメリカでも出身学校による先入観ってあるんだね、やっぱり。 もちろん日本でも顕著なんだけど。
0720発の飛行機なので、早朝から空港へ。 Jim Freezeにミニクーパーで送ってもらう。
出発30分ほど前に窓口でスーツケースを預けようとしたら窓口のおばさんに 「国際線乗り継ぎは2時間前にチェックインする必要があった。遅すぎ」と 文句を言われた。途方に暮れていると、おばさんが 「荷物を出せ。載せてみる。お前は13番ゲートに急げ」ということで、 大あわてで搭乗。
ロサンゼルス空港ではしばらく時間があった。 スーツケースがうまく乗ったかどうか不安があるが、 こればかりはどうしようもない。
やや迷ったが、OneWorldのラウンジで出発まで過ごす。 ネットも使えるし、大変快適である。
で、昼過ぎに飛行機が出発する。
機内では、映画は行きと同じなので、 帰国後に〆切が来る日経Linuxの原稿の草案を書く。 テーマは「アクター」。ErlangやRevactorとか。
あと、「王妃の紋章」という中国映画も観たか。 途中まで面白かったんだけど、最後がぐだぐだ。 これが中国流なのか。