ただし、PR#231の修正には問題があり、あおきさんからパッチが提供されている。 [ruby-dev:20203]
jitterbugで残っているのは、
だが、これは鬼車の方に合わせてもらった方が良いと思う。 というのも、空パターンの繰り返しは
のいずれかの解釈になり、より自然なのは前者だが、実用的なのは後者だと考えるから。 鬼車がこれをマッチするということは、もしかして
と解釈してるのかなあ。
お昼過ぎに出雲空港に着く。機体はA300。第2便もエアバスになったのね。
午後は米子に。新しくできた讃岐うどんの店に。 話題の釜玉うどんを食べるが、予想通りというか、期待したほどではないというか。 夕食後、実家によってから帰る。
びぎねっとの宮原さんからメールをいただく。
9月4日(土)に「オープンソースカンファレンス2004」というイベントを開催するのだそうだ。
つきましては、Rubyの人たちにも出展やセミナー、BOFなどで参加していただけ ないかと思っております。この手の話について窓口になっていただける方をご紹 介いただけないでしょうか。
ということなので、紹介しておく。宮原さんには以前お世話になったしな。
追記:
なんか寝ぼけてたらしい。
紹介って「オープンソースカンファレンス2004」をこのページで紹介することじゃないじゃん。 「窓口になってくれる人」ってちゃんと書いてあるのに。私の目は節穴です。
で、誰か窓口になりませんか? 日本Rubyの会?
アメリカでは地上波デジタル放送が今後もコピーフリーでいくことになったという話。 日本でもそういう話にならないものか。
なぜ米国ではこんな経緯となったのか。裁判に関して思い当たるのは、原告団体や世論の性格や力が日本と違うことだ。
まず、この判決で目を引くのは原告団体の多さと強さだ。図書館関係の団体5つ、ネット上の市民権に関して非常に活動が活発なPublic Knowledge(以下PK)とElectronic Frontier Foundation(EFF)、やはり活発な消費者団体Consumer Federation of AmericaとConsumers Unionの合計9団体が原告団となっている。
日本にはPKやEFFほどの言論団体はないし、B-CASなどの問題について日本の主婦や公立図書館司書の団体が大きく動くこともない。動いたとしてもすぐに告訴にはいかないだろう。ところが米国では2003年11月のフラグルール発表後、2004年1月末にはもう上記9団体が一致団結で告訴だ。ファイティングスピリッツがまるで違う。
うーん、上から与えられる権利を承る日本と、権利を勝ち取るアメリカの違いということか。
一方、日本はと言うと、放送のコピーワンス化だけでなく、 録音補償金でも権利者ばかり優遇されている。
本当に権利者に還元されているかも検証されないまま、 補償金の範囲だけが拡大して行く。結局儲けるのは誰か。
ユーザーが実際にどういう用途に使うかに関与せず、「使うかもしれない」ことを前提に補償金がかけられるのは、あまりにも丼勘定が過ぎる。
補償金制度の運用開始よって、元々著作権法で保証されてきた「私的録音・録画は自由かつ無償」の原則が一部制限され、「自由かつ有償」になったわけである。
そもそも補償金制度のベースである「自由かつ有償」という約束が、すでに話が違ってきているのである。さらにそれを押して課金範囲を広げれば、消費者はあまりにも踏んだり蹴ったりではないか。
権利者団体がどうしても補償金制度にこだわりたいのであれば、払ってもいい。そのかわり、コンテンツの私的利用においては、黙ってコピーフリーにしてもらわなければ割が合わない。もしくはわれわれ消費者がDRMを受け入れる代わりに、補償金はなしだ。それがフェアなトレードオフというものである。
小寺さんの論はあまりにも真っ当だ。
元々音楽や映像といったコンテンツは生活必需品ではなく、嗜好品である。その消費にブレーキをかけるようなことが続けば、もう音楽聴くのやめちゃうよ、テレビ見るのやめちゃうよという選択肢が、消費者にはあり得るのだ。
少なくとも私は2011年以降テレビ見るのをやめようかと思っている。
やっと応募要領が確定。特に審査基準の明文化が大きい。
が、じゃあ客観的かというと難しくて、 過去の経緯からだとやはりインパクトが重視されちゃうよなあ。 昨年も言語処理系が応募されて、私は応援したんだけど、 インパクトと独自性に弱くて大賞には届かなかった。
言語は地味だからなあ。「この言語でしかできないなんてことはほとんどないし、 その割にデザインは難しいし。 「なでしこ」みたいな別にインパクトという手もあるけど。
結局は周辺ツールも含めたインパクトということなんだろうなあ。 でも、言語好きは、正直、周辺ツールなんて興味ないんだけど。
W-Zero3をやや大きくしたようなXPマシン。 すごい魅力的だけど、Linuxでは使えないだろうなあ。
羽生社長のプレゼン。技術者流動化論者の私としては、 我が意を得たり、という内容。
それはそうと、 羽生社長って、なんていうか、...近くにいるとすごい「圧力」を感じる人だよね。 人間の持つキャパシティの問題なんだろうか。
タイムラインに続く「NiftyサービスRuby on Railsシリーズ」第二弾。 ま、ユーザにとってはRailsで構築されてようがなんだろうか関係ないんだけど、 プレスってのは、イメージだから、ほら。
今度はプロフィールを扱うサービス。Nifty色を薄めるためか、 Niftyという文字は目立たないようになっている。
プロトタイプは増井雄一郎さん(masuidrive)さん、 実装はNaClをはじめ、複数の企業からの技術者の協力で、実現された。 お疲れ様でした。
かずひこくんの転職記。 いや、たいしたものだ。
私の語学力(英語)は日本人の平均以上だと思うんだけど、 それでも
「語学力が弱い」というだけの理由で自分の可能性を狭めるのは本当にもったいない
というのは頭では理解できても、実際に海外に転職するところまで踏み切れない*1。 彼の勇気ある行動には脱帽する。
*1 誘われたこともないけど
ついこの間発表されたDLR(Dynamic Language Runtime)が、 もうMonoで動くようになったという話。
なんと16日で移植完了だとか。 正直、もっとずっと時間がかかると思っていたので、(うれしい)意外であった。
Mono、やるじゃん。
弾さんによるErlang評価。 「文法が変だが面白い」。
同意である。もうちょっと「普通」の文法にしたらどうかなあ、と私も思う。 もっともErlangの文法はPrologの影響を受けてるらしいので、 今さら変えるのは難しいのかもしれない。
あと、向井さんからのフォローアップが「dankogai の Erlang 評に一言いうことにする - val it : α → α = fun」にある。
実際に「普通の人」の手に届くのはErlangではなく、 その次の世代の言語じゃないかなあ。
ポルトガル語でRailsの本を書いているFabio AkitaがRailsのコンサルタントである Surgeworksに就職した、という話。
これだけだと、別に珍しい話でもなんでもないが、注目したいのは
国を越えた在宅勤務(特にRubyをベースにしたもの)が、 現実的になってきているということである。
もっとも、以前からDHHはデンマークにいて37signalsのために 働いていたり(今はシカゴに引っ越したけど)、アメリカベースの企業では 別に珍しいことではないのかもしれない。