これまた送られてくる。先日受けたインタビューの結果が載っているのだ。 まあ、オープンソースな生き方について簡単に紹介した、というような感じだろうか。
読んで印象に残ったこと。
そういう会社から離れて久しいので、「ああ、そうだったなあ」とおぼろげに思い出した。
あと、Tom DeMarcoのインタビューは面白かった。
-- デマルコさんは、マネジメントの才能のない人が優れたプロジェクト・マネージャーになることが可能であるとお考えですか?
私は、可能だと思っています。..<中略>..才能があるとは言い難い私自身もまた、マネージャーとして成功できました。..<中略>..偉大なマネージャーが自然にやっていることを真似たのです。もちろん偉大なマネージャーにはなれませんでしたが、良きマネージャーにはなれました。
そうかあ。私も良きマネージャーになれるかな。正直、あんまりなりたくないけど。
INTERNET Watchによると、 Firebird日本ユーザー会が発足したそうな。おめでとうございます。
「日本Rubyの会」が発足しても取り上げてくれるかなあ。
少々古い話だが。
ruby-talkメーリングリスト、 および相互乗り入れしているcomp.lang.rubyニュースグループの読者を対象にしたアンケート。
Two questions: 1. Do you use Ruby in your "day job"? a.) Yes! Lots! b.) Some. c.) I little bit when I can get away with it. d.) I wish! 2. What are your one or two principal programming languages other than Ruby?
[ruby-talk:135549]に集計の結果が発表されている。
Thanks to everyone who responded! The results: Answers to Q1 ("Do you use Ruby in your 'day job'?"): a ("Yes, Lots!"): 21 (30%) b ("Some."): 16 (23%) c ("I little bit when I can get away with it."): 23 (33%) d ("I wish!"): 8 (11%) The "d" tally includes one from a lua user who is happy not to use ruby. I apologize for the biased wording. As mentioned elsewhere, the showing for "a" is encouraging! If any of you "a" people have openings in Dallas, please email me! :) Answers to Q2 ("What are your one or two principal programming languages other than Ruby?"): java: 23 (15%) c: 19 (12%) cpp: 15 (10%) perl: 14 (9%) php: 13 (8%) python: 7 (4%) bash: 7 (4%) plsql: 5 (3%) vb: 4 (2%) csharp: 4 (2%) sh, sql, and objc each got 3 mentions. javascript, asp, matlab, delphi, rebol, tcl, lua, and lisp each got 2 mentions. ksh, eiffel, forth, miva, sas, asm, ada, haskell, puredata, fortran, tex, cobol, and vba each got 1 mention.
この簡易な調査にどれくらい意味があるかは別として、 実に30%もの人が「Yest, Lots! (多いに仕事に使っている)」と回答したところは興味深い。 「Some (ある程度)」と合わせると過半数を越える。
また本家スラッシュドットでRailsに関するストーリーがポストされていて、いろいろな意見が戦わされていた。 新しいテクノロジーが受け入れられていくためにはこのような「論戦」がつきものなのだろうか。 Rubyはあんまりそういうのやりたくないなあ、と思っていたら、Railsが露払いをしてくれそうだ。 ありがたいことだ。
ま、それはそれとして一連のやりとりで取り上げられたもののうちで、 もっとも興味を引いたのがTrailsであった。
Trails is a domain driven development framework in the spirit of Ruby on Rails or Naked Objects.
The trails project aims to make java enterprise application development radically simpler by allowing developers to focus on the domain model and having other portions dynamically generated. We will leverage existing technologies such as Spring, Tapestry, and Hibernate rather than reinventing.
これまでRuby陣営はさんざんJavaで登場してきた技術を参考にさせてもらった上で、 「動的言語なら同じ技術でももっと生産性が高い」というような話をしてきたのだが、 Ruby陣営が生んだRailsの技術(主にDRYとConvention over Configuration)が Java陣営に取り込まれることが起きたのかと思うと感慨深い。
朝から渋谷に移動して、ゆうぞうさんとG社を訪問。
いろいろめずらしいものを見せてもらった。 めずらしいものにも乗せてもらった。 詳細が書けないのが残念だ。
お昼をご馳走になった上、 おみやげまでいただいてしまった。
その後、赤坂に移動し、 CL社を訪問。
こちらも大変楽しい時間を過ごさせてもらった。
というか、こちらからなにも話してないのに 「東京にいらっしゃるそうですね。ぜひ遊びに来て下さい」というメールが来てしまう CL社情報網は恐るべきものだと思う。
倉田真由美という人が『4594047459』というマンガを描いている。私は読んだことないのだが、以前に彼女がテレビでインタビューを受けていたところを聞くに「だめだめな男(通称だめんず)」にひっかかる女性がいる。端からみるとつりあわないのだが、女性の方が『私が見捨てたらこの人はどうなる』と思ってずるずると...」とかいうような話らしい。
どんなにダメ男でも、 「こんなところがだめ」、「あんなところがだめ」とか言いながら、 それなり満足してしまうものらしい。 で、自分で彼のことを悪く言うのはいいけど、 他人が悪口を言うと、「でもいいところもあるのよ」とかばってみたり。 で、少し優しくしてもらったりすると 「彼ってこんなに優しいの」とか有頂天になっちゃったり。
ダメ男であることそのものがある種の魅力になっちゃっていると。
そういう話なんだよね、違ってたら教えて。
でも、そういう感情って、女性特有のものではないのかもしれない。
たとえば我々プログラマーも、コンピュータに向かって「馬鹿だ、馬鹿だ」と言いながら 嬉しそうにデバッグしてたりするし。
そういえば、ある言語(特に名を秘す)の愛好者は、 「この言語のここがダメ、あそこがダメ」とか言いながら、 第三者がけなすと怒りだしたりするのをよく見かけるような気がする。
ダメ言語であることそのものがある種の魅力になっていると。
なんてことを思ったある日の昼下がり。
朝から家族で米子の実家へ移動。 両親に子供たちを預けて、妻と米子空港から東京へ。
まず、広尾の神殿により、 その後、ホテルにチェックイン。
ホテルオークラとホテルニューオータニを間違えてしまったのは内緒だ。 どうも、ぼーっとしている。
しばらく休憩した後、新宿へ移動。 買い物と晩ご飯。堪能した。
結婚して15年、妻が思ったより都会好きであったことは意外であった。 本人によると「新しい街を歩くのが好き」ということだが、 田舎じゃそんな刺激は無いものな。
住むとなるとまた別なのだろうが。
スタックベースの関数型プログラミング言語。
オプショナルな型システム、 名前付き引数、 MapReduceの実装があるというのが、とりあえずの注目点かも。
OSの開発は楽しいだろうと思うよ。 言語の開発もだいたい同じだし。
そして、どちらも理解できない人には決して理解してもらえないものなのだ。
いさぎよく理解してもらうことはあきらめて、 実績をあげてその成果を認めてもらうなり、 「自分の楽しみ」を徹底的に追求なりするしかないような気がする。