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林明子さんは個人的に好きな絵本画家。 瀬田貞二さんは指輪物語などの翻訳もしてる児童文学家。
子供が親にスカベンジャーハントをしかけるという話。 つまり、手紙に書いてあるヒントに従って、 次の場所に行くとまた手紙があって、というような感じ。 で、その日は両親の10回目の結婚記念日でした。 子供なりのお祝いだったんですね。
上の子がまだ小さかった頃、 この本が大変に面白かったので、 誕生日プレゼントに買ってやったのだが、 その時にはちょっと難しかったようで、 親が思ったほどは楽しまなかったようだった。
しかし、ずいぶん成長してからこの本の良さがわかってきたよう。
今日は私たち夫婦の17回目の結婚記念日であった。 夕食の後、子供たちが
し〜らないの、しらないの。きょうはなんのひ、しらないの
しらなきゃかいだんさんだんめ。
というので(絵本の台詞そのまま)、階段の三段目を見ると手紙がある。
その手紙に従って、うちじゅうあちこち探して次々と手紙を見つけると、 最後に次女が作ったミルフィーユがあった。
いつの間に作ったんだ。
感動した。
結婚してよかった。