島大講義。後期のRuby講座の最終回なんだそうだ。 最終回とは認識してなかったな(いいかげんな講師)。
テーマは「Rubyの今後」。 でも、Rubyの今後というか、 Rubyのご先祖とこれからのテクノロジートレンドとかいうような話だったな。 Rubyに限定した話ではなかったような。 学生さんがどのくらいわかったかは疑問だけど。
しかし、スライドが100枚近くあって、 サンプルプログラムがLispとSmalltalkしかないってのはどうよ。
講義後、法文学部主催で「語る会」も開かれる。 地域振興やIT産業、また閉ざされた日本、みたいなテーマから Rubyそのものにいたるまでいろんな話をつまみ食い、みたいな。
たのしかったけど。ちょっとくたびれたかな。
PHPの文字列処理の話。
ジュン:特に最近話題になってるのは、バイナリセーフな関数とかバイナリセーフじゃない関数とかを交ぜこぜで使うと困ったことになる、ってとこかなぁ。
っていうか、バイナリセーフ関数とそうでない関数があるって必然性そのものが理解できないんだけど。 ちょっと手抜きすぎじゃないかと。
いや、もちろんC文字列を経由しないと呼び出せないものがあって、 たとえばファイルパスとかにNUL文字が入れられないのはわかる。 しかし、それだってできる限りちゃんとチェックして、 NULが入ってたらエラーにするとか、するもんじゃないの?
で、そのチェックがもれてたら、「すいません、それバグですから直します」とか いう話なんじゃないかと。少なくともRubyではそういう態度。
それを「文字列処理関数にはバイナリセーフなものとアンセーフなものがあります」って 割り切っちゃうってのは。 ところ変われば、ってのはあるんで、言語コミュニティごとに常識は 違うのはある程度「当たり前」なんだろうけど、 個人的には大変驚いた「当たり前」であった。