東大(創造情報)とSun Microsystemが共同研究するという話。
実際には研究テーマは二つあって、 ひとつはFortress、もうひとつはRubyである。
テーマ的にはFortressの方が重要な気がしないでもないけど、予算は同額。 期間は2年ということで、今日明日にどうこうという話ではないけれど、 将来が楽しみな話ではある。
なぜかインタビューでやたら私に言及してくださる小飼弾さん。 そんなに意識してくださらなくても。私なんかLarryに比べたらまだまだコモドですから。 いずれにせよ、ありがとうございます。
で、35歳ねえ。どうなんだろう?
小飼さんは私より3つくらい下のはずだが、 実は「35歳から」ということを意識したことはない。 私の場合、肉体的にはともかく、内面は子供のままで、 二十代の頃から全然成長した気がしない。
うちの奥さんは「旦那の子供っぽさ」が気に入らないようだけど。
ので、35歳からプログラミングが変わった、という意識も全然ない。 ずーっとRubyやってるので、 まわりでよく聞く「最近他のことが忙しくてプログラミングできなくて」とか いうのとも無縁だし。 「無上の至悦」という自覚がある弾さんの方がよっぽど大人だよね。
あー、そうだなあ。これからRubyクラスのプロジェクトを始めるのは 難しいかもしれないなあ。あれは二十代だったからできたことかも。 でも、Rubyがここまで来たのは私が二十代だったことよりも、 いろいろな運の方が強く作用しているような気がするので、 やっぱり関係ないかも。
今から新しいプロジェクトを始められないのは、 三十代以降、馬力が下がっているからか、 Rubyを捨てられないから純粋に時間と余裕と気力が足りないからか、 判別できないよね。
歴史はStallmanをどう評価するか。
だいたいエキセントリックなところは歴史の陰に隠れてしまい、 成果だけが記憶されるので、彼は偉大なソフトウェア運動家として歴史に残ると思うなあ。
エジソンやテスラの奇行なんて知ってる人はあんまりいなくても、 電球や蓄音機や殺人光線(!)についてはみな覚えているもんだ。
こんな感じの特徴のあるWebアプリケーションフレームワーク。
Railsが成熟してくるにつれ、ライバルが登場してきている(Merbとか)。 そうやって切磋琢磨して向上していくのが望ましい姿だと思う。
「どっこい生きてる」という印象を与えるREBOL。バージョン3.0 alphaのお知らせ。
個人的には好みではないが(引数情報が構文解析に影響を与えるから、ソースコードだけから意味を解釈できないところが特に)、ドキュメントを見る限り、前のバージョンと比べていろいろと成長しているみたい。
あいかわらず「無料ソフト」らしいが、ソースコードは公開しないのかな。