「忙しすぎるから」。
確かに、私が大学卒業して最初に就職した会社では、 夜の3時を過ぎると徹夜勤になって次の日が休みになってしまうから、 その直前にタイムカードを押す、という同僚がいたよなあ。
あと、一ヶ月の超過勤務が200時間とか。 普通に1ヶ月勤務が(8時間×20日働いて)160時間なのに、 残業の方が多いとはどういうことかと。
そこまでして仕事しないといけない状態では 確かにオープンソースソフトウェアに貢献なんて考えられない。 っていうか、仕事以外の私生活は存在できないんじゃないだろうか。
オープンソースへの貢献がどうこういう前に 「生活の質」を向上させる方がずっと先のような気がしてきた。
私は帰る時には帰ってしまうし、 有給消化も積極的なヒトだったので、 あんまり長時間勤務というのは経験がない。
その辺もRubyを作れた原因のひとつかもしれない。
運がよかったというよりも、当然の権利を主張しただけだと 思ってるけど。
講演会の依頼で福山へ。 松江駅から岡山経由で。
駅を出たら目の前が福山城でびっくりした。 こんなに駅に近い城は他にないのではないか。
その後、1時間半ほど講演する。
出席した人は70人ほどか。 思ったよりもスーツ率が高く、 ちょっと内容が技術よりすぎたか。
質疑も少なく、もしかしたら外したかもしれない。