本日10/1 0:00(UTC)がロゴコンテストの締め切りである。 日本時間だと午前9時になる。
で、駆け込みでの応募が大量にあって驚く。 届いたメールの総数は200を越えた。 もっとも重複があるので実際の候補はもう少し少ない。
ここから選ぶのはまた難儀な仕事になりそうだ。
IPAの実証実験へ応募していたのが採択された、という話。
これの実装は実はNaClが行うのではなく、 島根最大のソフト会社であるテクノプロジェクトが主体となる。 NaClは単なるお手伝い。
事情を知る人から見ると、しばらく前にかとても考えられなかった組み合わせである。 オープンソースの圧力、松江市の態度、Rubyの魅力(自画自賛)と、 あと若干の政治的事情がこの「奇跡」を実現した。
いや、正直、この実証実験、大変なんだけどね。
ただ、好きなものに出会うのを漠然と待つのではなく、 積極的に好きになる努力を払うということ。
そういえば、「なにかを好きになる」きっかけについて あまり考えたことはなかったけど、 冷静に考えてみれば、無意識下にこういう努力ってのがあるような 気がする。
実際、人を好きになるのだって、 いろんな駆け引きやら(言葉は悪いけど)妥協のようなものが最初にあって それから気持ちが強くなっていくもんだものね。
ということは、人は自分がどんなものを好きになるかある程度コントロールできる ということでもあり、その人が好きなものは、その人を形作るわけだから、 人は自分が何者であるかを制御できるわけだ。
いや、考えてみれば当たり前なんだけど、 今まで考えたことなかったなあ。
それは私が特に努力した覚えもなく「プログラミング」という 「好きなもの」に遭遇したからなんだろうねえ。 「好きであるがゆえの努力」には事欠かないんだけど、 「好きになるための努力」は記憶にないなあ。
ワークショップが開かれ「プログラマの内なる衝動」というテーマで話をする。 が、職業的にプログラミングを行った経験のない若者に どのくらい伝わったのかなあ。
最近では新たな3Kと呼ばれちゃったりするプログラミング業界だけど、 希望はまだまだあると思うんだ。 それが少しでも伝わったんなら、これ以上のことはないんだけどなあ。
で、U-20プロコンと同じ「情報化月間」というイベントの一環で、 経済大臣表彰なるものをいただく。 なんか他の受賞者[PDF]に 比べると、私なんか若輩者で、「ホントにいいわけ」とか思ってしまうのだが、 ま、とりあえず断るのも失礼な気がするので、 くれるというものはもらうことにする。賞状だけだしね。
で、その辺の「照れ」もあってジーンズで授賞式に臨んだりするわけだ。
日経BP技術賞のときはスーツだったのにね。