マイクロソフトのイベント。 なぜか招待されている。
ITProでレポートされている。このレポートには「研究テーマとして研究」というよくわからないフレーズがあるが、 私が発言したものではない、念のため。
しかし、日本で一番マイクロソフト製品を使っていないエンジニアであろう 私に講演を依頼するとは、マイクロソフトもなにを考えているのだろうか、 と思ったのだが、これはこれで面白い企画だろうと思って参加した。
内容的には「Rubyとエンタープライズ」とかいうような ここの所よくしゃべっている内容だけに新規性は無かったと思う。 その辺を期待した人には申し訳ない。 むしろ、ModelingForumの方が新しい内容があったかも。
個人的に良かったのは、講演前に控え室で、次のセッションの話者である (DLRの責任者でJohn Lamのボスである)Mahesh Prakriyaと話ができたこと。 個人的にデモまでしてくれた。
些細なことではあるが
C#やPythonの文字列はimmutableだし、逆にRubyの文字列はmutableだけど DLRではその辺どうするの>
と聞いてみた。答えは
まだ決まってない。IronRubyはまだとりあえず動くレベルで決まってないことは多い。 おそらくはmutableな文字列とimmutableな文字列の両方を用意するんじゃないだろうか
とのこと。
その他、いろいろな話(IronRubyやDRLのゴールとか、マイクロソフトで働くこととか)を 聞いたのだが、たぶんなんでもかんでもブログに書いてはいけないのだと思う。
とても楽しかった。
というわけで、世間で噂(?)の認定試験の詳細がとうとう発表になった。 問題はまだ完成してないけど。
Ruby認定制度とは
Rubyベースのシステムを設計、開発、運用するエンジニア、Rubyでシステム提案を行うコンサルタント、Rubyを教える講師などを対象とした認定試験制度です。
認定者は、Ruby技術者としての技術力を公正に評価され、高い水準のRubyによるシステム開発能力を持つことを認定されます。 この認定によりRubyベースでシステム開発を行ううえで必要な基礎的な知識と応用力をもつことをアピールすることができます。 試験の合格者は、Rubyアソシエーションにより『Ruby Association Certified Ruby Programmer』として認定されます。
試験の目的
- Rubyの学習・教育において、到達目標となるような技術レベルの基準を示す
- Ruby技術者が技術力を確認し、他者にアピールする基準を示す
- 企業などのRuby技術者の採用(雇用及び開発委託)に際しての判断の基準を示す
認定試験の概要
Ruby技術者認定試験は、Rubyアソシエーションにより委託されたCTCが、受験者のRuby技術者としての技術力を公正に評価するために実施します。開発業務においてRubyを使用するための幅広い技術力を計ることができます。
Ruby Association Certified Ruby Programmer認定資格は、今後複数レベルのスキルに対応して認定することを想定しています。
認定試験合格者には、Rubyアソシエーションが発行する認定証が交付されます。
試験実施要項
- 試験時間 : 90分 14:00−15:30予定(13:00受付開始)
- 試験内容 : 第1回〜第3回(ペーパー試験)、選択式、出題数50問
- 費 用 : ¥15,750
- 第1回試験: 2007年10月27日(土) 松江会場:テルサ松江
〒690-0003 松江市朝日町478-18(JR松江駅前)
※募集期間:2007年9月20日(木)9:00〜10月19日(金)12:00申込締切- 第2回試験: 2007年12月1日(土)東京・松江の2会場で開催(予定)
- 第3回試験: 2008年1月19日(土)東京・松江の2会場で開催(予定)
- 申し込み : 次のホームページよりお申し込みください。 http://www.school.ctc-g.co.jp/ruby/rubycertify
あ、そうそう。第1回の試験は松江会場でしか行われません。 また、初回を記念して、Rubyアソシエーション理事長から舞台挨拶があります。
MySQL Users Conference会場でThinkITのインタビューを受けた時のもの。
っていうか、ビデオメッセージとかめちゃ恥ずかしいんですけど。 自分がしゃべってるのを聞くと落ち込む。こんな甲高い変な口調でしゃべってるんだねえ。 ああ、やだやだ。