楽天のミーティングのため上京。
午後イチから日経コンピュータの取材。 編集長の人からいろいろと質問を受けては 答えるというスタイル。未来の話が多くて、 例によってテケトーな答えをしてしまったんだが、 きっと編集部の人がきれいにまとめてくれるに違いない。
編集者バンザイ。
写真も撮られた。カメラマンの人には「実物よりも良く写してくださいね」とお願いしたら、 快くOKしてくださった。きっと雑誌掲載時にはめちゃめちゃ修正が入っているに違いない。(笑
NDAにより中身は詳しく話せないが、 スケーラビリティをテーマに、いろいろと。 現時点ではサーベイ段階で、モノ作りにはまだかかりそうだ。 ざっくりとしたスケジュールでは9月頃には手が動かせるとよいなと思っているのだが。
その後、PFIの人たちとミーティング。
しかし、アルゴリズムネタでこんなに盛り上がるとは思わなかった。 世間的には「技術の楽天」のイメージはなくとも、 「技術好きに事欠かない楽天」というのは事実だと思う。
懇親会でも盛り上がりっぱなし。終電がなくなるまで、 アツく語っていた。
ホテルまで徒歩。近いところにしといてよかった。
ミラクルの吉岡さんによるLL魂レポート。
学校でコンパイラの作り方とかは習うけど、オレ様言語を作ってしまえというような危険思想をうえつけられるということはまあない。オトナの事情というやつで、研究職に進む人には、言語では論文とおらないよ(これが殺し文句)、企業に行く人には、言語では食えないよ(これも殺し文句)。大抵はそれであきらめるのが良い子の姿である。
それにもかかわらづ、わらわらとオレ様言語一派が勃興しているのは、やはりRubyのまつもとさんの影響に違いない。諸悪の根源はまつもとである。
えーと、諸悪の根源たるまつもとです。悪の大魔王か、私は。
とはいえ、私の影響は微々たるものであると想像する。
まず、第一に日本におけるオレ様言語率が高いかというと実はそんなことはない。 まあLL魂でパネルができる程度にはいるので、全然いないというわけではないだろうけど、 ヨーロッパやアメリカでの「オレ様言語」ぶりを見るにつけ、 むしろ世界第二の市場であるはずの日本はまだまだだと感じてしまう。
一方、日本以外のアジア諸国発のオレ様言語は ほとんど知られていない(きっとあると思うけど)ことを考えると 日本は特殊なのかもしれないなあ。
でもきっと、中国やインドの言語屋は英語圏に出ていっちゃうような気がする。 XRubyの人たちとか中国人だし。
こういう仕事の仕方も面白いなあ。
先入観無く、いろいろなやり方を学んでおこう。 実践できるかどうかはまだわからないけれど。