この画像をよーく見てほしい。 これはジグソーパズルの各ピースに各国語の「Wikipedia」に相当する表記の 先頭の文字を配置したもののはずである。
われらが日本語は上の方の割と目立つ位置になっている...あれれ?
「ウィキペディア」なのに「クィ」になっている
上記リンクによるとサンスクリット語にも間違いがあるのだそうだ。 まあ、「間違いは人間の常」だが、Wiki本文と違ってロゴ画像は訂正しにくいよなあ。
RubyKaigiで絶賛だったDave Thomasのキーノートのログ。 オリジナル英語版もある。
ま、愛など精神性について語るのはRubyイベントのキーノートではわりと伝統なので、 これがことさらにウケたということは、
の双方がちょうどよいバランスだったということだったんだろう。 これに出席した人は日本のIT系イベントのひとつのエポックを目撃した、のかもしれない。
いやあ、川合さんって人は私にないものをいっぱい持ってるなあ。
一応、私も高校時代演劇部のお手伝いしたこともあるし、 アスキーのアノ本も読破してたりして、 ニアミスしてたんだけどなあ。 やっぱ、素材の違いかなあ。
いやいや、他人を妬んでも仕方がない。
言語実装者のあこがれ、gforthの「中の人」こと、 Anton Ertlによる、「GCCは堕落しました」という話。
gforthはgcc 2.95で最速で、 gcc 3.x、gcc 4.xとバージョンが進むにつれて、
などの理由でどんどん遅くなっているとのこと。
gforth(っていうかvmgen)のような「なにやってるかよくわかんないくらい高速」な プログラムだとコンパイラのバグとか踏みやすいんだろうねえ。
Googleにおける開発者の生産性を引き上げるため、Steveは会社にRails(したがってRuby)を言語として採用するように訴えたが、それが叶わないとなると(Googleはインフラでサポートしなければならない言語の数を増やすのをとても嫌っている)、彼は欲求不満のプログラマがみんなするだろうことをした。RailsをJavaScriptに移植したのだ。1行1行、6ヶ月で、2000時間かけて。
えーと、とてもクレージーだ(良い意味で)。
実際のところ、この半年の作業を終えた彼の感想がとても聞きたいものだ。
のいずれかではないかと想像するのだが。
つまり、Rails相当を記述できるくらい JavaScriptはすばらしい可能性に満ちあふれた言語であることを実践によって 確認して喜びに満たされているか、あるいは、 行きがかり上最後までやり遂げたけど、Rubyなら簡単に書けることがJavaScriptでは繁雑なので、 すっかりJavaScriptに幻滅してしまったか。
どっちだろう? あるいはそれ以外?
いずれにしても、私にとって厳然たる事実は、 私がGoogleに行かない理由がまたひとつ増えた、ということだ。 先方も私を欲しがってないと思うけど。
しかし、現実には上手くいきませんでした。その後Javaの登場でオブジェクト指向が一気に加速したようにみえましたが、筆者としては大きな成果は生み出されなかったように感じています。
そこに登場したのがPHPです。
これまで叫ばれ続けてきたにも関わらず、なかなか実現できなかった「部品化」の切り札が、JavaではなくPHPなのだ、というのが筆者の最近の期待です。上で述べた「アプリケーション」とは異なる方向かもしれませんが、オブジェクト指向についての長年の夢をPHPが解決してくれるように感じています。
「Javaで成果を生み出さなかったオブジェクト指向(部品化)」が (他の言語でなく)PHPでならより良く達成できるとはどうにも思えないんだが、 なにかここに書かれていない「根拠」があるんだろうか。
まあ、人がどう感じるのも自由だし、 人の「感じ方」はいろいろなものを客観的に比べて「感じる」わけではないのだから、 Javaで感じなかった「達成感」をPHPで感じられたら、 他の言語はどうでもいいというのもひとつの態度であると理解はできるけどね。
PHPが切り札になるんだったら、RubyでもPythonでもLispでもいい、 「もっとマトモな言語」だったらより強い切り札になると思うなあ。