プログラミング言語は新たな問題を解決するために誕生した。 というか、問題を解決しない言語は生き残れない。 その視点は鋭い。
で、Rubyに対して「Perl is a kludge, and Lisp syntax is scary」(Perlはその場しのぎだし、Lispの文法はおっかない)という観察もまた鋭い。
っていうか、Paul GrahamはRubyの仕様だけ見て、 私のLispへの傾倒と、その一部(S式とかマクロとか)の忌避に気づいたのかしら。 そのことについて彼と話したことはないはずだけど。
だとしたら、たいしたもんだ。
弾さんによる増補もある。
ちょっと新しい視点からの継続入門。
でも、なんか途中からわかんなくなっちゃうんだよなあ。 部分継続にいたってはサッパリ。
CPSそのものに対する理解の不足かしら。
高橋(Maki)さんによる:=オペレータへの反対意見。
まあ、わからないでもない。一応反論しておく。
社長と一緒に出雲空港へ行き、 一緒に伊丹に移動。これから長期出張だ。
伊丹からバスで関空。思ったより遠い。 どうせなら大阪の空港は関空で一本化して、 ハブ空港にしてくれたら、いろいろと便利なのに。 東京が羽田と成田でめちゃ遠いのにあきたらず 大阪まで国内空港と国際空港がこれだけ離れているというのは どういうことかと。
その後、井上社長のチケットでラウンジで過ごした後、 UAでサンフランシスコへ。
機内では『守護神』を見た。 面白くなかったとまでは言わないが、ちょっとベタな展開。 おまけに数日前にラジオで浜村淳がしゃべっていた内容そのまんま。 「ここからは言えない」、「あとは劇場で」とか言ってたけど、 結局全部しゃべってるじゃないか、あのヒトは。
我々関空勢と成田、セントレア組と合わせると 総勢18名にもおよぶ視察団。多いぞ。
サンフランシスコ空港はいままでトランジットで何度も使ったことがあるが (パスポートでスタンプ数えたら4回目だった)、 降りるのは初めて。
空港でガイドの人に連れられて市内観光。 着いて早々引き回されるのは時差ボケの解消のためだろうか。
空港から市内、ツイン・ピークスから市街を眺める。 口数の多いガイドさんによると
ふぅん。
ゴールデンゲートブリッジ。 テレビで見るのとまったく同じだが、 昭和12年完成とは知らなかった。 うちの親父と同い年じゃん。
アルカトラズが遠くに見える。
その後、フィッシャーマンズワーフに移動。 昼食はカニ。カニはここの名物なんだってさ。 (近所の温泉宿で喰わせるような)日本的なカニよりも ずいぶん身が詰まっている。しかも、でかい。 カニまでアメリカンサイズである。
食事後、おみやげを買ったり、 (野生の)アシカを眺めたりする。
ホテルに移動。宿泊先は Crowne Plaza Union Square。 移動途中のチャイナタウンとか面白かった。 なぜかみんなピンクのプラスチックバッグ抱えてたりするのも。
インターネット接続が高い。 1日10ドル。1週間で35ドル。 アメリカのホテルってどうして無料でネットを提供しないんだろうか。 日本じゃ常識なのにな。
ホテルで、るびまの原稿書き。
で、夕方、みんな揃って夕食へ。 ヒルトンの1階にある日本料理店。 なんで、和食...。
でも、おいしかった。 アメリカの日本料理って言っても馬鹿にできないな。 サイズはアメリカンだけど。
一行は李白(島根のお酒)があったことに感動してた。 その後さらにスシ食いに行った人たちもいたが、 胃袋どうなってるんだろう?
私は帰って原稿書く。
今回はC++だ。最近読んだ『C++の設計と進化』に影響されたことは 言うまでもない。本当はBjarneの直筆サイン付きの原書を読みたいところだが、 ちょっと英文苦手なんで。
機内であらかた書いてたんで、あとは総称型プログラミングのところ。 ちょっと面倒なんで後回し。