Rubyのような、「革新的な技術があるわけではないんだけれども、組み合わせとバランスで価値のあるソフトウェア」というのは論文にしにくい(で、結局論文書けずに単位取得退学になってしまったわけなんだけど)。
そういうのをカバーするための特集。
ソフトウェア論文は従来の研究論文と異なり,どのようなソフトウェ アについてどのような観点から論文を執筆すれば学術論文として認められるか に関して十分な社会的合意があるわけではなく,このことがソフトウェア開発 の論文化の妨げとなってきました.
本「ソフトウェア論文」特集はこの問題を打破すべく企画したものです.優れ たソフトウェア成果を積極的に論文化してご投稿いただき,編集委員会での議 論と査読・改訂のプロセスを経ることによって,「良いソフトウェア論文」に 関する合意を形成し,その具体例を実際に示すことを目標としています.
ささだくんから教えてもらって、投稿しようかなあ、と考えていたのだが、 直前になって「投稿はソフトウェア科学会会員限定」という事実に気がついてしまった。
考えてみれば、そりゃそうだよな。なんのための学会だということもない。 もうちょっと早く気がついて入会しておくべきであった。
というわけで、せっかくのチャンスを棒に振った、というお話。 ま、学位への熱もだいぶ冷めてるし、リプリント代も馬鹿にならないし、 書かないで済むならそれはそれでいいか、と思う今日このごろ。
ruby-talk経由、 1998年に私がcomp.lang.miscニュースグループにRubyを紹介した時の記事。
もうすっかり忘れてたよ。「Pythonより速い」とか書いちゃってるなあ。 当時は速かったのかなあ。
「Googleは社員を子供扱いしていることで繋ぎ止めている」という話。
ま、そういうところはあるかも。 子供扱いする余裕すらない会社もたくさんあるわけだが。
私がGoogleに行きたいと思わないのは、Googleでの自分がイメージできないから。 給料だけはだいぶ上がりそうだけど、 Rubyをフルタイムというわけにはいかなくなりそうだし、 住環境その他の条件も悪くなりそう。
夜、近所の知り合いの家にクリスマスソングを歌いに。
なんか今年心からちゃんと「メリークリスマス」と言えたのは初めてのような気がする。 が、その直後「普段からお世話になってますから」とガレのランプ(レプリカ)をいただいてしまった。海老で鯛を釣ってしまった。
ともあれ、メリークリスマス。