「Selling your future for fame in the present : Pensieri di un lunatico minore」において、Ruby 1.9 (or 2.0)からコンティニュエーションとグリーンスレッドがなくなるのは損失だ、という意見が出る。
まあ、純粋にトレードオフの問題ではあるが、Scheme系の人をはじめとして、 コンティニュエーションを惜しむ声はそれなりにあるようだ。
でも、正直あんまり良い使い道が思いつかないんだよなあ。 コンティニュエーションベースのWebアプリケーションフレームワークもあるけど、 大量に作り出すコンティニュエーションのGCに不安があるし、 それ以外ではあまり活用した経験はない。
あ、FastCGIをコンティニュエーションを使って非ループ化したことがあるか。 それくらい。
一方、これによる問題は山のように受け取っていて、 一時期akrさんからのバグレポートの大半がコンティニュエーション絡みだったこともある。 普通にコーディングしていると、コンティニュエーションで再入されることを うっかり忘れちゃうことがあまりにも多いんだよね。 私でさえそうなんだから、一般Rubyプログラムでコンティニュエーションによって 悪影響を受けるものは(SEGVはしないだろうけど)たくさんありそうな気がする。
それを思うと、簡単に復活とは言いがたいなあ。
「絶対やらない」とは言わないけど。 きちんと実装するには、私よりも頭の良い人が必要だ。
笹田くんなら大丈夫...なのかな?