筑波で書くつもりだった原稿は思ったよりも進まなかったので(見積もりが甘いのはいつものことだ)、朝から原稿と格闘。なんとか、完了。
今週は大量の原稿とスライドと講義と会議で妙に忙しかったなあ。
超忙しかった1週間のおかげで少々燃え尽き気味。 くたびれたなあ。
近藤さん、アメリカに行くのかあ。
私の周辺(ちょっと下の世代かな)は、アメリカ留学したがる人が多くて、 実際に行った人もたくさんいるのだけど、 私自身は今までの人生で一度も、アメリカで勉強したいとか、 仕事したいとか、考えたこともなかった。
なんでかなあ。
たぶん、「アメリカに行かないとできないこと」というのを実感したことがない からなんだろうなあ。少なくとも私が心から興味が持てたこと(プログラミングと言語デザイン)で、アメリカでないといけない、あるいは日本の外に出ないといけない、と思ったことはない。
カンファレンスに出席してコネクションを作るのは重要だけど、 住んだり、働いたりする必要はないよね。
別に私は国粋主義者でもなんでもなくて、 ただ「面倒なだけ」のような気もする。 単に変化を嫌がる怠惰な奴ってだけ?
私が日本を出るときは、たぶん日本が沈没(たぶん物理的な意味ではなくて)して 海外に移住せざるをえないときなんだろうなあ。
で、そう思う私がいて、閉塞感を感じてアメリカに行く近藤さんがいる。 どっちが正しくて、どっちが間違っているということはないと思うけど。 自分と違う行動力はまぶしく見える。
LL Ringの課題、二問目。
お題は「Collatz予想」(角谷予想,3x+1問題)についての問題です.
Collatz予想の収束までのステップ数の最大値を求めよ. Collatz予想とは,1以上の自然数 n に対して,次の関数 f(n) が必ず1を返すものとする.
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嬉々として解いている人がたくさんいるのは承知してるし、 パズルとして面白いというのも否定しないけど、 正直言って、つまんない。
一問目が素数でしょ。 なんか現実から乖離してる気がする。
数学が役に立たないなんて言うつもりはないし、 むしろ数学ができない自分に劣等感を感じてるんだけど、だけど、 なんていうかな、LLが本当に役に立つのは 「でかくて汁もしたたるような」日常の問題ではないかと。
私が関数言語にそそられない理由のひとつが、
例題が地に足がついてないように感じられること。
その点、『4797336021』は例外例題が具体的で良かった。
まあ、賛否両論あるだろうけど。