いわゆる「長崎方式」について。
長崎県以上に、過疎化・地域格差の犠牲になりつつある島根県に住み、 島根県庁からの仕事も積極的に引き受けている関係上、 金は無く、人材も不足しているが、時間だけはなんとか捻出できそう、 という地方自治体の状況についてはわからないでもない。
が、個人的には、この「長崎方式」についてはまだ懐疑的だ。 そうでもしないと大規模ベンダーにみんな仕事を持っていかれてしまいかねない、 という懸念を理解してもなお、
という点が不安だからだ。
まあ、「だから、こうしたほうがいい」という対案はないのだが、
はひとつの方策としてありえると思う。 まあ、それだけで問題がぜんぶ解決するほど世の中は甘くないのだが。
Ruby on Railsを使ったインターンシップの話。 優秀な学生は3年間の内定保証が得られるとか。
「使える」新人確保は、うちを含めてどこでも問題になっているので、 良い考えかもしれない。まあ、あまり新人に即戦力を求めるのはどうか、 という声があるのも承知しているのだが、 零細にはなかなか「人を育てる」のが難しいのも事実だ。
今はOJTと称して、「千尋の谷」メソッドだものなあ。 ガンバレ、新人。
「国産検索エンジンを作ろう」という話。
検索エンジンには日本語処理技術とかスケーラビリティとか興味深い技術が目白押しなので、 成果が残る形なら、そういう技術開発を行うことそのものに反対ではないのだけど、 どこまで意味があるのか、 どう意味をつけるのか、ちゃんと考えないと血税の無駄づかいに終わっちゃいかねない不安がある。
で、ちゃんと考えた意味を早い段階で公表して欲しいなあ。