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Matzにっき


2006年02月10日 [長年日記]

_ デブサミ2日目

今日はやることはないので、会場をふらふらと。後はRubyの会のブースや講師控室で原稿書いてた。

完了しないまま時間切れ。松江へ。

_ 「サミット」

summitを辞書で引くと以下の通り。

summit
いただき, 頂上; 絶頂, 極点, 極致; 首脳級; 首脳会談[外交], サミット.

頂上って意味なんだから、「developers' summit」では頂点級の開発者がともに集い、開発について語り合うイベントであるべきではないのだろうか。 Linux Kernel Developers' Summitはそんな感じだよね。招待されないと出席できないし。

今回のデブサミは名の知れた講師から話は聞けるけど、講師同士の交流ってのはそれほどでもない。ま、そんなイベントに(商業的に)どんな意味がって気もするけど。

「講師同士の交流」といえば、JAOOが思い出される。これは講師同士の交流を主目的としたイベントではないのだけれど、いつも良い雰囲気があり、結果的にコネクションを広げることができるすばらしいイベントである。出席した講師からの評判もおおむね良いようだ。私は二度しか参加したことはないけれども、招待してもらえさえすれば何度でも行きたい。

そういえばDHHとはじめて会ったのもJAOOだった。当時彼は学生でまだRubyを使ってなかったけど。

ということで、サミットを名乗る以上、来年のデブサミではそういうことも(すこしは)考慮したらいいんじゃないかな。主眼にする必要はないだろうけど。


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