「文化の日」にちなんで長女の学校の文化祭が開かれる。
吹奏楽部に所属する彼女は演奏があるということで、 聞きにいく。後は、体育館いっぱいにこれまでの学校でやったことが展示してあった。 夏休みの研究発表とか、陶芸とか、遠足の記録とか、校内での学習成果を記録したものとか、 美術作品とか、習字とか。
私の知っている文化祭とは違うのだろうが、土地柄というものだろうか。
印象に残ったのは、英語弁論の発表と、インターネット関連の研究発表ポスター。 英語弁論は、立派な英語でどうどうと発表していた。 発表していた中三の生徒は、文化祭ポスターを書いたり、 夏休みの自由研究で金賞取ったり、いろいろと才能に溢れた人のようだ。 ただ、英語の発音がちょっとユニークでヒアリングできなかった。 英語弁論ってああいう話し方の人が多いような気がするんだけど、 伝統なのかな。
私の耳がアメリカ英語に最適化されすぎているのかもしれない。
インターネット関連の研究発表ポスターでは、 ネチケットとか、ネットオークションについてとか、 ワンクリック詐欺に気を付けようとか、今風のポスターが多かった。 一番印象に残ったのは「著作権について適切に扱おう」というもの。
内容は立派なのだが、ポスターには明らかにインターネットからダウンロードしてきたと思われる画像がぺたぺた張ってある。 さらに内容もasahi.comの著作権に関する注意書きから写してきたもの。 asahi.comの名前が明示してあるのは良いが引用の用件は満たしていない。自己矛盾。
著作権教育の限界を感じた。