朝、息子が起こしにくる。時計を見ると学校に出る時間ぎりぎり。 子供たちに朝ごはんを食べさせてやれなかった。ダメ主夫だ。
いくつか買いものなど。赤ん坊を連れて移動するのは結構大変だ。 車に乗るたびにチャイルドシートにくくり付けないといけないし、 降りたら降りたで、それなりに重たいもの(8Kg弱)を持ち歩かないといけないし。 粗末には扱えないし。放っておくわけにもいかないし。
が、4日目にもなるとだいぶ慣れてきて、手際よくできるようになってきたものもある。 ミルクも作るし、散歩もするし、夕食も作るし、おむつも替えるし。
今日は日経Linuxのゲラ修正があったので、夜のうちに印刷しておいたゲラを 子供を背中にしょいながら赤ペン持ってチェック。二宮金次郎か。 学校から帰ってきた次女に末娘を見てもらってる間に修正内容をメール。
それ以外の仕事は全然できなかった。
まあ、それでもこの時期というのはラッキーだったかもしれない(look at the bright side)。
入院したのが月の前半だったら、各種原稿の〆切があってパニックになってたろうし、 論文の〆切が近かったら、同じようにパニックだし、 来週のように出張が入ってたら、あちこちに迷惑をかけてたろうし、 子供がもう少し大きくて這ったり歩いたりしてたら、少しも目が離せなくてしんどかったろうし。
昨年10月に子供が生まれて以来、夜眠れなかった妻は病院でぐっすり眠れたらしいので、 それなりに休養が取れたようだ。まあ、よかった、よかった。
「なでしこ」のクジラ飛行机さんのMYCOM PCの連載の第19回。
こんにちは。なでしこ作者のクジラ飛行机です。私事ですが、IPAX 2005(5/18〜5/20)に出展しました。これは、情報処理推進機構(IPA)の事業成果等の総合展示会です。なでしこのブースでは、パンフレットを配ったり、実際にプログラムを作るところを見せたりしました。イベントは、皆様から素直な意見が聞ける絶好の機会です。今回も来場の皆さんからたくさんの意見を頂きましたので、今後の開発に反映させようと思います。
基本的にプログラミング言語ってのは地味で、展示会とかプレゼンとかでは困ってしまうことが多いのです。 私はいつもそんな目に遭っていますから、展示会とかはあまり好きじゃないんです。 今回のIPAXでもYARVが同じような目に遭ってました。
ところが、「なでしこ」のブースはいつも人だかりができていました。 山本さんの人徳もあるのでしょうが、やはり「日本語プログラミング」の魅力なのでしょうか。 正直、以前は「日本(語)限定なんて」と思っていたのですが、 今回、いろいろな意味で「なでしこ」を見直しました。
また、嬉しいことに、日本発のスクリプト言語"Ruby"の作者のまつもとゆきひろさんとお話することもできました。会話にあふれるユーモアとヒゲが印象的な方で、ヒゲについて伺うと「成功するプログラミング言語の作者(の多く)はヒゲを生やしている」とのことでした。それを聞いて、私もヒゲを伸ばさなければ、と密かに思っているところです。
やっぱり、ヒゲはインパクトがあるようですね。 今回IPAXで私をはじめて見た人は、以前の「コンタクト+ヒゲなし」の私に戻ったら、 識別できないんじゃないでしょうか。
しかし、「クジラ飛行机」というからにはクジラのような人かと思ってたら、 温厚そうな普通の人でした。名前の由来も尋ねたのだが「覚えていない」とのこと。