これで「オープンソースの守護者を自任自認する」んだからねえ。
GPLソフトウェアのソースコードを非GPLソフトウェアに流用したいという要求は分からないでもない。 が、作者がしてほしくないと思って禁止していることは、そもそもできないわけで、 「だからGPLは」というのはそもそも間違っている。
また、GPLの「どちらかというと略奪的な義務」がなければ、 フリーソフトウェア開発者が 「生み出した知的財産をすべてはき出して、世界で最も豊かな国、 つまり」世界最大のソフトウェア産業を抱える地である「米国に戻さなくてはならない」ということになることに気付いてないとは思えない。
なんで、そんなにGPLを目の敵にするのか。 それには「フリーソフトウェアの成果を自分のプロプライエタリソフトウェアに組み込みたいから」 という欲望や「フリー(無料)なんだからいいじゃん」とかいう態度が透けてみえるような気がする。
RubyのObjectクラスはかなりリッチなクラスだ。たくさんのメソッドを提供している。 実際にはすべてのクラスに共通するメソッドはKernelモジュールで定義されていて、 Objectクラスがそれをインクルードしている。
普段はありがたいが、 method_missingを活用するプログラミングでは(定義されているメソッドに対してはmethod_missingが呼ばれないため)嬉しくないこともある。
そこで、Objectの上にKernelをインクルードしない「なにか」を用意しようと思うのだが、 問題は名前だ。
良い名前が思いついた人は、気軽にツッコンでほしい。