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Matzにっき


2005年04月04日 [長年日記]

_ [教会] セミナリー

今日から教会の早朝講座の教師を仰せつかってしまった。 今年は「新約聖書」。これまでずっと夜型の生活だったから、5時半起きはつらいなあ。 青少年と一緒に勉強できるのは、私のためにもなるけどね。

しかし、11月まで体がもつかなあ。生活リズムの確立が重要かも。

_ Progenyの改革:FOSS企業がいかにしてドットコム崩壊を生き延びたか

アメリカでは「ドットコムバブル」が大きくて、その崩壊による被害も甚大だった、というお話。

日本とはちょっと違うところもあるが、Ian Murdockが経験から学んだという以下の点は参考になる。

  • まず、Progeny社が資金援助の申し出を辞退したことを顧みて、Murdock氏は、「資金援助を断らないこと」とアドバイスする。ベンチャーキャピタルがIT企業全般、特にFOSS企業への投資を今も警戒していることに言及した上で、「今はもうそんなに多くを語る必要はないでしょう」と話した。
  • 第2に、Murdock氏は自分たちでことを成そうとしている起業家に警告する。Murdock氏は、起業するタイプのA型人間は、ビジネスに実践的に参加することに慣れているだろうが、こうした姿勢は会社を育てる上で現実的ではないという。それより、「自分が得意なこと、好きなこと、ほかの人にできないことを見つけてください。そして、自分を補ってくれる優れた人材を集めてください」という。
  • 最も重要なことに、Murdock氏は、「たっぷり時間をかけてきちんとした事業計画をたててください」という。今日の保守的な景気状況下で資金調達が必要な企業にとって、しっかりした事業計画が必要不可欠な基本事項であることは当然ある。だが、Murdock氏にとっては、事業計画はふだん会社を経営する上での指針でもある。事業計画とは「すべてを飲み込み、不備と着想を探り、採用する人材に会社の考えを伝え、なぜこれをやってこれをやらないのかの理論的根拠を示すためのものです。これはいくら強調してもし過ぎることがないほどです」という。

私(たち)には「資金調達」については別の考えがあるが、その他の点については同意する。 また、「欲しい人材」をあらかじめ具体的にイメージしておく必要があるなあとも感じた。

_ 捻挫に...

昨日の捻挫はまだ痛い。びっこをひいて歩いているのが自分でも痛々しい。 が、肩こり用に買っておいたバンテリンが思いのほか効果があった。 だいぶ痛みが少なくなった。

捻挫にもインドメタシン。

_ 論文

後輩がLC向けの論文を書くとのこと。今日の真夜中(JST)が〆切だそうだ。 で、ぎりぎりになって突貫工事。アブストラクト書きなどを手伝う。

というか、今日になって方針変更というのはいかがなものかと思わないでもないのだが。


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