先日、オープンソースカンパニーであるという、 株式会社ユヒーロについてとりあげたら、 ユヒーロ代表であられる伊藤寛之氏が、わざわざブログを始めてまで反応してくださった。
自ら「ユヒーロがオープンソースカンパニーを名乗る資格を有しているかと考えると、私自身も個人的には“NO”である」と認めつつも、「思いつきであるにせよオープンソースカンパニーを名乗ることの本当の気持ちを考えてみると、今まで、そしてこれからもお世話になるであろうオープンソースソフトウェアに少なからず貢献したいという思いがあったことも事実」であり、また、
ユヒーロが真のオープンソースカンパニーを目指すにあたって以下のことを目指していく必要がある。
- オープンソースソフトウェアを利用する人たちが少しでも増えるように努力すること。
- オープンソースを利用する人たちがより快適に利用できるようにサポートしていくこと。
- 自社のソフトウェア「HiTo!」を将来的には、オープンソースとすること。
後日、オープンソースと人について改めて考えてみたい。
と非常に前向きに考えておられる。念のため書き添えておくが、 私はオープンソースをただ利用するだけの企業を軽蔑したりはしない。 が、オープンソースに積極的に貢献しようという気持ちのある人や企業には賞賛を惜しまない。
Welcome to the Open Source World.
Matzにっきは、オープンソースカンパニーとしてさらなるステップを踏みだそうとしている株式会社ユヒーロを引き続き応援します。
オープンソースは(隠されているところがないので)教材としてふさわしいものが多いし、 オープンソースに理解のある優秀な人材を輩出してくれれば、 業界全体がよくなるかもしれない。
こちらも暖かく見守りたい。
今日はニュースが多い。
この文面を読む限りでは最悪の展開になったということかしら。
ヨーロッパはソフトウェア特許に関して一進一退を繰り返しつつも、 悪くない動きを見せていたのに、ここで一転、大企業に有利な決定がされたということは、 世界がより住みにくい世界になったということを意味しているような気がする。
将来、引退したらヨーロッパにでも住もうと漠然と思ってたんだけど、 あんまり良くないかなあ。どこかの国が(tax heavenならぬ)patent heavenとか宣言して、 自国内では外国の特許は無効(もちろんWTOにも加盟しない)とかいう動きを見せたら、 ...一発で外交圧力でつぶされそうだな。
日本にも夏時間(DST)を、という話。反対。
Rubyが海外にも使われるようになった2000年頃からしばらく、 毎年春と秋になるとアメリカやヨーロッパから時刻に関するバグレポートがやってきた。 夏/冬時間の切り替わりで一定期間だけずれが生じるというものだ。 で、これがまた面倒なバグでねえ。 あるケース(たとえばアメリカ)で直ったかと思うと、ヨーロッパではうまくいかなかったり。 夏時間のない日本に住んでて今まで本当にしあわせだったと痛感したものだ。
省エネや活動時間の調整は各自で行いましょう。 もう大人なんだから。
検索エンジンを開発している後輩(部下)たちには参考になるかも。 ....ならないかも。
AJAXフレームワークを使ったWebサイト開発を支援するツールキット。 現在はPHPのみをサポートしているが、ASP, Perl, Python, Rubyにも移植したいとのこと。
ちょっと見た感じでは、AJAXプログラミングがちょっとラクになるかな、という気はした。 150行弱のPHPコードでここまでできたら上出来か。
もうちょっと洗練する余地はありそうな気もする。
というものを、OOPSLA 2005と併催するからProgram Committeeとして参加してくれないか、 というメールが来る。名誉なことだから受けたいのだが、 参加できるかもわからないしなあ。ちょっと迷いが。
子供たちが通っているスイミングスクールがある海洋センターが、 小さなお祭りをするということで、遊びに行く。 が、この日は妙に寒くて、雪は降るし、出店とかも中止になったものが多かった。 息子はスーパーボールすくいを本当に楽しみにしていたので、かなりがっかり。 唯一やっていた射的も6発もらってひとつも当たらなかった(最後の一発は私が撃ったのに当たらなかった)ので、 ますますがっかり。相当落ち込んでいた。
とはいうものの、隣のいろり茶屋で食べたお蕎麦はおいしかった。
その他、買い物をいくつか。