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Matzにっき


2004年09月21日 [長年日記]

_ 言葉の過ち

まだ火傷しそうなくらいホットな話なので、わざと抽象的に書かざるをえない。 読みにくいと思ったら読み飛ばしてほしい。

あるところで、ある人が別の人を非難した。 「別の人」には非難される十分な理由があると私も思ったが、 その非難の内容は感情的になったあげく言い過ぎがあるとも思った。

そこで、その場を管理する立場であった私は 「あなたのその非難は言い過ぎ」であり、 「(そういうことを言ってしまう)あなたの態度は間違っている」と批判した。

いや、批判してしまった

ところが、私に批判されたその人は「その非難は言い過ぎ」の部分は耳に入らず、 「「あなた(の態度)は間違っている」とだけ受け取ってしまった。 その人は致命的に感情を傷つけられてしまった。

  • 感情的になっている人への批判はプラスの効果を生まない
  • 管理する立場の人の言葉であるからと言って、その批判が正当に受けとられるとは限らない
  • 指摘や批判が間違っていないとしても、発言することが正しいとは限らない
  • 感情を傷つけるのは一言で済むが、取り返すにはずいぶん時間がかかりそうだ

私の言葉に「私は正しい」とか「管理する立場だから」とかいう慢心があったことは否定できない。 間違っていたのは私の方だ。すまない。

追記:

マキャベリの言葉を突っ込んでいただきました。反省とともに聖書からも。


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