ITmediaライフスタイルのIntelの著作権政策責任者に対するインタビューから。 DRMの必要性うんぬんは取り合えず置いておいて、 「なぜ戦わないのか」という彼らの言葉に完全に同意する。
以前にも書いたが、 すべての番組をコピーワンスなんてのはコンテンツ屋の横暴だ。 動機は分からないでもないが、ユーザ利便性のことなんて何も考えていない。 DRMを提供する側から「なぜ戦わないのか」と言われるってのはどうかしてるとしか言いようがない。
では、私は声をあげ、コピーワンスには近づかないと宣言することで戦おう。 それはたとえ微力に過ぎなくても。
私自身はそんなにテレビも見ないし、音楽もそれほどは聴かない。だから、 コンテンツ屋が目先のコピー防止にとらわれて、 将来自分の首を絞めても、日本のコンテンツ産業が衰退しても、 私は知ったこっちゃない、と知らんぷりを決め込むこともできるかもしれない。 でも、一度失った自由を取り返すのがどんなに大変か、 そして一部の自由を失うとそれが他にも波及するのが想像できるから、 なにかをしたいという気持ちになる。
有効な対策が思いつかず、暗い気持ちになるのを抑えつつ。