深夜、なにげなくNHK-BSをつけたらやっていた映画。フランス語で字幕。
なんだか、みょーな映画で、 登場人物がト書きを読むし、脈絡もなく歌うし、展開はだるいし。 でも、そのみょーなパワーに引きつけられて夜更かしして見てしまう。
しかし、映画が始まって1時間半以上たってから、
ことが明らかになるのであった。いや、もっと早く気づくべきであった。 だって名乗らないんだもの。アーサー王たちがフランス語を話すというのも盲点だったし。 ずっとMonty Python系の不条理劇だと思ってた。鈍すぎ?
道理でロンギヌスの槍やら聖杯らしきものが登場するはずだ。 とはいえ、この時点まで映画のタイトルを確認していないのもいかがなものか。
その後、物語はもう一人の円卓の騎士ガウェインを主人公としてしばらく展開した後、 唐突にキリスト受難のシーンになり、 ガウェインの話も、パーシバルの話もなにもかも投げ出して、 エンドクレジットが始まってしまう。決闘はどうした。パーシーはどうなった。続きを見せろーっ。
謎な映画であった。