直したバグは以下の通り。
eval.c (rb_f_missing): no "local variable" in message if the name is not a valid local variable name (e.g. foo!). [ruby-dev:20641]
foo!やfoo?のようなローカル変数ではない名前を持つメソッドでは "undefined local variable or method"ではなく"undefined method"というメッセージを出すように。
re.c (match_captures): rename from "groups".
captureしないgroupがあるので名称変更。
eval.c (rb_clear_cache_by_class): check both klass and origin.
原先生の懸案のバグをとうとう退治。無名クラスがGCされた後、 再び同じオブジェクトが無名クラスに割り当てられた場合にキャッシュが不整合になる。 以前GCでクラスを解放する時にrb_clear_cache_by_class()を呼ぶようにしたのだが、 originだけでなくklassの方もチェックする必要があった。
eval.c (ruby_init): set ruby_running to true after initialization.
組み込みの場合、ruby_runningが0のままになる場合がある。 ruby_init()が終了する直前にruby_runningを1にしておけば、 組み込みでも問題はない。
夜中に衛星放送で映画『ベン・ハー』をやるという。 チャールトン・ヘストンの(1959)はどっかに録画してるよなあ、とか思っていたが、 なにげなくチャンネルをつけると無声映画版(パートカラー)であった。 ムービーデータベースで検索するとどうやら1925年版らしい。 なんと1907年版もあるとか。
ううむ、昔々の映画の割にはできが良い。 海戦シーンも、『エピソードI』にも引き継がれた戦車レースも健在だ。 時代(昭和元年!)を考えるとどうやって撮ったのだろうと不思議に思う。
『十戒』の戦前の版である『十誡』(1923)はかなりちゃちだと聞いたのだが。 こっちも見たいのだが、なかなか見かけない。 浜松にいた時にレンタルショップで見かけたので、あの時借りとけばよかった。