テレビの経済ニュースを見ていたら、東京スター銀行の頭取が紹介されていた。
タッド・バッジ氏は 日本の銀行では初めて外国人の頭取ということで広く取り上げられたらしい。 日産におけるカルロス・ゴーン氏のような期待がされているのだろう。
しかし、その割には週3日は全社員を7時半で帰すとか、
いつか頭取の名刺はなくなりますが、「お父さん」の名刺は一生ですから
などと言う発言が。
仕事一本槍という感じの経営者が多い(ような気がする)中、 自分の生活や家族を大切にする考え方は非常に共感できる。 やっぱり充実した生活が大事だよね、仕事より。
と、思ったら、彼が最初に日本に来たのは「24年前に宣教師として」なのだそうだ。 当時19歳という年齢と二人組の写真を見る限り、うちの教会の宣教師だろうなあ。
そういうことか、共感できるのも当然だろう。
追記
妻曰く、「なに言ってんのよ、家庭に仕事を持ち込んでるくせに」。
いや、その通りです。すいません。
うちの次女は100円ショップが大変好きなので、 彼女のたっての希望で実家の近くの100円ショップに連れていく。 しかし、なんでもあるものだ。以前の値段を考えると(品質は落ちているものの)想像を絶するものがある。
買ったもの
買わなかったが、私のPDAにちょうどいいケースも売っていた。100円...。
これがデフレというものだろうか。私には経済のことはよくわからないけれども、 成長がサチってしまった現在、デフレというのはあるべき状態ではないのだろうか。 もちろんものの値段が安くなることで企業には価格引き下げのプレッシャーが常にかかり、 経営の負担になるのは確かだが、常に企業努力が要求されるというのは間違った状況ではないはずだ。 労働者にとってもリストラの危険性が高まるわけだが、 これも自分の価値を高める個人の努力が要求されていると考えることもできる。
私にはこのデフレ社会は継続的な努力が要求される健全な社会と見える。 素人考えだろうか。
問題は効率改善の持続的なプレッシャーなどにより弱者への保護がおろそかになる可能性だ。 これについては社会全体で取り組む必要がある。というか、そういう政策になってもらいたいものだ。