昨日(23日)の夕方リリースした。で、リリース直前にもバグレポートがあったが、 リリース後にもいくつも見つかった。 いや、そのためのpreviewなんだけど、あいかわらずミスが多いよなあ。 ソフトウェア開発者として(性格に)致命的な欠陥があるのではないかと疑う。
ノートパソコンがどうこうとぐちぐちと書いていたら、 「IBMのThinkpad X31あたりはどうでしょう」というメールをいただく。
確かにやや重いが(1.68Kg)他の条件は満たしている。 でも、なんとなくS30あたりのIBMの実力から考えると
とか期待しちゃうんだけど、ぜいたくですか、そうですか。
気のせいかな、オープンソースソフトウェアという単語には幻想が伴うようだ。
いわく、
しかし、考えてみれば「信頼性が高いものもあるが、かなりの割合で信頼性が低いものがある」ことも、 「技術者が足りない、より正確には優秀な技術者が足りない」ことも、 「十分なサポートがない、あるいは少ない」ことも、 日本のソフトウェア産業ではちっとも珍しいことじゃない。
つまり、これらはソフトウェアの性質であって、オープンソース固有の特徴じゃない。 オープンソース固有でないことをオープンソースの文脈で語ってもしょうがない。
オープンソースソフトウェアもソフトウェアには違いない、という事実が忘れられているのかな。 できればみなの理解が進んで、オープンソースに固有の点についてだけ語り合いたいものだ。
いや、オープンソースソフトウェアという単語の幻想を利用しているのは啓蒙側も同じなので、 これらの誤解もある意味副作用と呼んでも良いのかもしれないけれども。
追記
この文章は<URL:http://www.atmarkit.co.jp/news/200306/24/oss.html>の講演を批判しているように 読めるかもしれませんが、実際ちゃちゃを入れているのはこの文章を書いた記者に対してです。 比屋根さんには(事後ですが)断りを入れておきました。