午前中は息子の保育園の運動会。今年が最後の年になる年長組は大活躍。 走ったり、踊ったり、投げたり。
昨日買ったビデオも活躍する。うちの奥さんの方が撮影うまいんだよね。 前のビデオはバッテリのもちが異常に悪かったのだが、さすがに新しいのは快適だ。 残量の心配が要らない。
午後からは、先週ソルトレークシティで開かれた末日聖徒イエス・キリスト教会第173回半期総大会のビデオを見る。 もっとも、運動会のことがあって遅くなったので土曜午前の部は見れなかった。
土曜午後の部と土曜夜の神権部会には参加できた。眠気に耐えつつも、いろいろと学ぶ。
土曜午後の部と神権部会の間に1時間の休憩があったのだが、 その間、宣教師たちが「暇ですか」と聞くので、 とりあえずなにもすることもなし、レッスンの練習に付き合う。
宣教師から福音を学ぶ人の役をして、上手な説明を探る。 最近は昔より説明の自由度が高くなってるのね。 教会用語を説明なしに導入するとわからないので、その辺を丁寧に考えてみる。 また、イエス・キリストが単なる「キリスト教の創始者」ではなく、 救い主、贖い主であることを強調するように。
しかし、こうして「福音を学ぶ人」の役をしてみると、なかなか新鮮な気持ちになれるものだ。 1時間はあっという間に過ぎ去った。
次女と一緒に市立図書館に行く。
私が借りた本:
MathematicaとMATLABの本は別に数学の勉強をしようと思ったわけではなく、 純粋にプログラミング言語の勉強として。 『GOOGLE HACKS』は検索時代の一般常識のため。
最後のLOGOの本は来週開かれるRuby講習会の参考のため。 LOGOの本と言えばタートルグラフィックスの話ばかりで、あんまり参考にならないんだけど、 この本はサブタイトルが「ことばあそびとリスト処理」で、 テキストベースの例外が豊富で、非常に参考になる。
娘は『鉄腕アトム』やら『ブラックジャック』やら『ダレン・シャン』やらを借りていた。
ブラックジャックといえば、今日からアニメ版『ブラックジャック』が放映されている。
全体を通してみる時間は取れてないんだが、 一部だけ眺めた感じでは、以前のスペシャル同様、
という路線らしい。路線っていうのか、そんなのを。
まあ、それだけ手塚治虫は偉大だったので下手な手出しは邪魔になるだけということか、 それとも、息子(監督・ビジュアリスト 手塚真)には十分才能は受け継がれなかったということか。
予想は2クールかな。さすがに『ドン・ドラキュラ』みたいに4話で打ち切りってことはないと思うけど。
友人が訪問。夕食を一緒にした後、家庭の夕べにも参加してもらう。
久々の訪問者で子供たちもはしゃいでいる。 ゲームをしたり、アイスクリームなど食べたりして楽しんだ。 楽しかったので、また来てもらおう。もっとも、今度は赤ん坊が生まれてからになるだろうな。
子供が寝るのは、ちょっと遅くなってしまったけどな。
というわけで、妻のアカウントも作って家庭内電話を楽しんでいたのだが、 妻のアカウントにいきなり知らない人からのSkypeコールがいくつもかかってくる。 私のアカウントにはかかってきたことはないので、どうやら女性を狙っているらしい。 調べたら「フレンド以外からのコールは受けない」というオプションがあったので、急いで設定する。
えーと、これって日本でもプロ・パテント主義の見直しが行われることを示唆しているんだろうか。 アンチ・パテント気味の私にとってはありがたい傾向ではあるのだが。
このところうれしいニュースが続くのだが、 簡単に信じる気になれないのは今までがっかりすることが多かったからだろうか。
これで地上波デジタルのコピーワンスが撤回されるというニュースが聞けたらいいんだけどなあ。
先にテーマだけ欲しいということなので慌てて決める。 12月号は「デザインパターン」。Rubyを中心にデザインパターンとは何か、から説明する。
..のは良いんだが、実際に調べてみるとあんまりデザインパターンについて理解していないことに今更気付く。表を作って23のデザインパターンについてひとつひとつ簡単な説明を入れようと思うのだが、『デザインパターン』にある表現そのままではなく、自分の言葉で要約しようとすると、きちんと書けないパターンがいくつか。これってそのパターンを十分理解してないってことだよなあ。
String#charsメソッドでマルチバイト(UTF-8)対応文字列オブジェクトを返すという拡張。 私がM17Nをぐずぐずしている間に、ユーザレベルでどんどん話が進んでいる。 そのうち、どっちかっていうと私の方が取り残されちゃったりして。
とはいえ、String#charsはlinesからの類推で「文字に分轄した配列(厳密にはEnumerator)を返すメソッド」になる予定なので、違う名前にして欲しかったなあ。
佐渡さんによる佐渡さんのための私的な「OSS貢献者佐渡特別賞」。
受賞者は
まあ、さもありなん。IPAの貢献者賞では評価されにくい人を選んでいるのがにくい。
あと、
Matz氏の受賞については審査基準にある1)OSSプロジェクトの規模、普及度、2)プロジェクトでの役割と責任の大きさ、3)個人でのOSS普及への貢献度、4)個人でのOSSコミュニティへの貢献度の4項目に対し、日本人では文句なしの影響があるだろう。...
(ちなみにMatzだけが全ての審査項目をクリアするということが、日本のOSSへの最大の貢献者を意味するわけでも、日本人にはOSSへの貢献者がいないということを私が主張しているわけではない。Matz氏はRuby という大きなプロジェクトのトップで君臨し、Linuxのバザールに近いモデルを体現した人物であり、それでいてLinusなどとは違ってオープンソースという言葉、文化の普及にも熱心な希有な人物であることで偶然に貢献者賞の基準に全て該当するだけのことである。ハッカーであり、プロジェクト管理者であり、エバンジェリスト的でもあるような人物は世界にもほとんど存在しない。一昔前だとSambaのJeremy Allison、今だとASF会長、GoogleのGreg Steinあたりのごくわずかな人間ぐらいだろうか? Linus, RMS, ESR, Perens, Tiemannあたりはちょいと違う。)
という評価は、内心とても嬉しかった。ありがとう。
私が前に勤めていたのはゼータビッツ(Zetabits)と言う名前だったのだが、 この名前は実はZetta Bitsから来ていることは知られていない。 Zetta BitsならExa Bytesよりもずいぶん大きい。
そうなんだよねえ。
とはいえ、Rubyが一方的に勝利というわけでもない。
jijixi's diary - Python に比べて Ruby のちょっとなんとかしてほしいところ
土曜日だというのに早起きして東京へ移動。 10時くらいには秋葉原に着。
講演前に渡辺千賀さんがあいさつに来てくださる。 「シリコンバレーに来たらまた遊びによってくださいよ」とか そんな話を。前回(もう1年半以上前になるのか)は、大変楽しかったので、 次回も機会があればとは思うのだが、 そんなに海外に行かないし。
来年のRubyConfが西海岸なら可能性があるかな。
そこから「ハワイだったらどうしよう(ま)」、
「ハワイってプログラマいないらしいですよ(わ)」、
「知り合いがハワイでゲームプログラミングの会社を始めたけど、全然人が取れなくて結局本土から呼び寄せたとか(わ)」、
「ハワイにいる目立つプログラマってshiroさんくらいじゃないかと(ま)」、
などという与太話に発展。
講演。今回はRubyは直接関係なし。「まつもと的仕事の楽しみ方」とかいうようなテーマ。
以前から話していた、差別化とか成功のための戦略とかそんな話。 「目標大事」とか「戦略大事」、「差別化大事」、「行動大事」とかいう話を45分間。
かなり無茶な話もしたが、聴衆の皆さんにはついてきていただけただろうか。 「あの話を聞いて、なんか行動を起こしました」って人がいるといいんだけどなあ。
その後、いくつかの話(楽天の森さんを含む)を聞いてから帰る。 夕べあんまり寝てないから眠くてしょうがない。 カンファレンスとか勉強会に出席する甲斐のないやつだなあ。> 自分
追記
私の講演のレポートが出てる。
個人ブログまで含むと、まだまだありそうだけど。