申し込んだ。開通は16日。
Flet's ADSLはプロバイダサービスは含まないので、どこかのプロバイダと契約する必要がある。 考えてみるとプロバイダときちんと契約するのは今回が初めてのような気がする。 以前から接続は会社につないでいたし、 PHSカードも日本通信のb-mobileだし。
ううむ、どこのプロバイダにしたものか。安いのでいいんだけどな。
OSCONの前に1.8.0をリリースしたいなと思っているのだが、 原先生から指摘があったGC関係のバグがまだ残っている。
これが凶悪でメソッドキャッシュが指しているクラスが、 GCのタイミングでリサイクルされてしまうため、 クラスでないものをクラスとして参照して落ちるというものだ。 なぜまだ生きているはずのクラスが回収されてしまうのか。
リリース前に直したいと思っているんだけど、簡単には直りそうもない。 プレゼンの準備もしたいしなあ。
というわけで、10日に発表する資料を用意しているのだった。
しかし、英語での発表は成功したためしがないので、困っているのだった。 つい、日本語と同じつもりで準備して、英語力がなくて話題に事欠いたり(表現しきれない)、 メモを用意しても話している間にメモのどこまで話したかわからなくなったり。
何度も発表してるのに毎回同じ失敗をしているから反省がない。 今回はちょっと工夫してみようとは思っているのだが。
論文も書いてないのに、こんなことしてていいのか、という気持ちを感じつつも、 メールオーガナイザーのバックエンドの設計はできたみたい。
結局、インデックス登録はEstraierを直接使い、 検索は適当なAPIがないので、QDBMを使うということになった。
その他に、インデックスデータベース、スレッドデータベース、ラベルデータベースが必要だが、 これらもQDBMを使う。
これから実装だな。(Emacsの)フロントエンドは手つかずだから先は遠いなあ。
梅雨入り以来まったく雨が降らず渇水が心配されていた松江地方だが、 昨日になって雨が降ってきた。
夜はさらにひどい雨と雷で、停電まで。 夜中に目が醒めて真っ暗でびっくりした。
子供達は停電のせいでアニメの録画予約が失敗してがっかりしていた。
おかげでダムの貯水率が3割台から8割強まで回復したそうなので、 渇水の心配はなくなったようだ。しかし、今度は大雨洪水警報だとか。 なにもそこまで降らなくていいのに。
雨で外に出るのがおっくうなので、 家族みんなで片付けをする。 家族が多くてみんな片付け下手だとあっというまに散らかるのよ。
8ヶ月になった下の子があちこち動きまわって、 ものをひっくりかえすようになったし。 ちょっと目を離すとコードをかじってたり、 本を破ってたりするし。
油断大敵。
月の最初の日曜日。
証会で空白の時間があったり、あやうく時間オーバーになりそうだったりして やや気をもんだが、さしたるトラブルはなかった。
日曜学校は代理教師を仰せつかる。テーマはサムエル記上。特にサウルとダビデについて。
サウルの人となり、不従順、その背後の気持ち。 ダビデの勇気、ゴリアテを倒したこと。その根拠、などなど。
確かに納得した。
334 :可愛い奥様:2007/06/26(火) 09:46:19 ID:raxdPvfD0
OLだった頃、会社で働いていた日本に超詳しいベルギー人が言ったことに納得してた。
日本文化は身内受けの凝り性文化だそう。
外国文化に負けまいとしているのではなく、
世に意図的にインパクトを与えようとしているのでもなく、
今ここにいる同じ価値観を共有する仲間からの喝采を浴びたいと考える。
その結果、同じものを志す者同士の「これすごいだろ、おもしろいだろ」合戦が始まり、
そこで生み出される物が自然と研ぎ澄まされていく。
でもその競争は、敵対的なものではなく、お互いを尊敬しあいながら、静かに深く進行していく。そしてある日、偶然目撃した異文化出身の人間(外国人)から、
それがすごいものであることを知らされる。
ほとんどの日本人はその日が来るまで、自分たちが作り上げた物がすごいものとは知らない。
もろもろの伝統文化、芸能、電化製品、アニメ、他、みんな同じパターンで世界に広まっていった。
だから、日本がここまで発展してきたのも必然的なものだし、
この精神が衰えない限り、これからも日本は誰に頼まれることもなく、
知らないうちに勝手に世界にインパクトを与え続けていくだろうと。
「孤立する日本」とか「ガラパゴス」とか、 日本の現状を懸念する人は多いが、それはそれで悪いものではないのかもしれない。 効率はめちゃくちゃ悪そうだけど、良いものの誕生は効率ばかりでは はかれない。
そう考えると、日本がまるで巨大な蠱毒のようだ。 実際、そうなのかもしれない。Rubyだってそのパターンといえないことはない。
次に世界にインパクトを与えるのはなにか。
プログラミング人口は増えてるっていうけど、 増えたのは半分素人のようなのばっかりじゃないか、 フォーラムで「C#で配列はどうやって宣言するの」なんて 質問する連中がいくらいても役に立たない、という話。
まあねぇ、この業界、半分素人のような開発者は多いからねぇ。 アルゴリズムがなんだかわからない人とか。 Googleの使い方がわからない人とか。
Emacs 22に標準添付のflymakeを使うと (Rubyでも)リアルタイムに文法チェックができる、という話。
IDEでは時々見かけるこの機能が欲しいと言う人は それなりにいるようなので、そういう人は喜ぶんじゃないかな。 そういう人はそもそもEmacsを使わないという懸念はとりあえず置いといて。
アルゴリズムを直接書き下したようなプログラムを書くと、 「素朴」とか「工夫がない」とかけなされるけど、 考えてみりゃ思ったまま書いてちゃんと動く「素朴なプログラム」が一番じゃね? という話。
さらに言えば、ある言語特有のイディオム(特に性能に関するもの)は、 その言語の弱さの表明以外の何者ではないのでは、という懸念。
そう。人はもっと「実行可能擬似コード」の重要さについて 考えたほうがいい。あと、性能のためにはたくさん書く勤勉さは美徳ではないことも。