の印税が小切手で送られてきたので 地元の銀行に換金に。 アメリカは小切手社会なのか、振り込みにしてくれと頼んでも小切手で送ってくる。 しかし、たかだか250ドルほどの小切手換金に2000円以上の手数料がかかると言うのはいかがなものか。
次のプロジェクトではXPを採用することが決まったので、 練習ということで、後輩がペアプログラミングを試している。 年寄りは見てるだけ。
しかし、慣れないせいか、 いちいちテストケースを作るのが面倒だったり、 いつもよりはるかに時間がかかっているようだ。 とはいえ、はたから見てると楽しそうだ。 私もやってみようかなあ。
なかなかリリースできない1.8だが、 リリース前にやっておきたいことがあとどれくらいあるのか。
は片付けておきたいなあ。
最近、自己責任ということがあちこちで取りざたされている。 まあ、「血税が浪費された」という思いは理解できないでもないが、 それでも違和感を感じる。
教会で聖句を読みながら、そんなことを考えた。
これは個人に対するメッセージで、政府もそうあるべきとは一概には言えないが、 自己責任というキーワードで正当化されるべきでないものもあるということで。
朝から論文の手直し。笹田くんからの的確なコメントが役に立つ。 やっぱ自分だけで書いてると独り善がりでイカンな。
本筋に関係ないところを削り、足りないところを補い、 純粋に間違っているところを直し、 後は性能測定のやり直し。
誤差のばらつきに悩まされる。性能測定のときには、 あらかじめ決めた回数、複数回実行してもっとも良いものを選んでいるんだが、 本当はどうするのが一番望ましいのだろうか。なんて単純なことに悩んでいるんだ。
オフィスでも、 なんどかは会社員らしいことをしたような気もしないでもないが、 ほとんど論文にかかりきり。
で、帰宅して食事した後もずっと作業していて、 結局提出したのは23時50分だった。予想通り。って、おいっ。
プログラミング言語関係の特許というのはめったにないのだが、 これは珍しい例。
英語のクレームの読み方は良くわかんないんだけど、 要するに「空白を含む予約語を許す特許」のような気がする。
うーん、これってほんとに新規性があるの?
なお、これが提出しただけなのか、成立したのか、よくわかんなかった。
日経Linux用に資料探しをしていて行き当たったページ。
Francisco J. Santistive 氏の論文 "Robust Geometric Computation (RGC), State of the Art" は,幾何演算の分野における浮動小数点演算の安定性について扱っている。
http://citeseer.ist.psu.edu/santisteve99robust.html
この論文の導入部分において,浮動小数点演算の誤差が非常に深刻な事態を招いた例が,二件ほど紹介されている。
最初の例は, 1991 年の湾岸戦争での出来事だ。米軍の兵舎を狙って発射されたスカッドミサイルをパトリオットミサイルによって迎撃しようとしたところ失敗し,結果として 28 名の兵士の命が失われた。米国会計監査院 (GAO) の調査によれば,起動からの経過時間を計測する部分に演算誤差が混じっていたために迎撃に失敗したとされている。
もうひとつの例は, 1996 年に起こったアリアン5ロケットの事故だ。
http://www.around.com/ariane.html
http://www.cas.mcmaster.ca/~baber/TechnicalReports/Ariane5/Ariane5.htm
アリアン5ロケットは,欧州宇宙機構 (ESA) が10年近くの歳月と約70億ドルの費用を投入して開発した待望の商用ロケットだった。しかし,このロケットは離陸から1分も経たぬうちに,約5億ドル相当もの機器を積載したまま,爆発して塵屑と化してしまった。
記事によれば,事故の原因は,慣性基準装置 (IRS) 内にあるソフトウェアが,水平方向の速度値を 64 bit 倍精度浮動小数点から 16 bit 整数値へ変換していた(!)ことにあるとされている。この変換は離陸から約 30 秒後にオーバーフローを引き起こし,装置を停止させてしまった。慣性基準装置の停止はブースターの制御を失わせ,制御の破綻は機体の崩壊を引き起こし,最終的にはそれを検知した自爆装置が作動し,爆発という最悪の結末を迎えることになってしまった。
浮動小数点数、恐るべし。
SBCLでの新しいメソッドキャッシュ技法について。
フラットな配列をキャッシュに使って、invalidateをメモリアクセス一回ですませることで ロックを回避するというアイディア。無駄な領域が残るが、それは キャッシュサイズの拡大などの機会に一気に整理するということらしい。
スレッドが一般化するにつれ、このような技術の重要性が高まる、かも。
日本人は「給料や年収」「役職や地位」以外にも、目に見えない「4つの報酬」を重視している、という話。
その4つとは、
わかる気もする。金銭的な報酬ばかりを重視するとバランスが崩れることも多いし。 要するに満足する基準は人によって違うということ。
追記
書き忘れたこと。
そのいち。
金銭的な報酬以外を重視するのは日本人ばかりとは限らない。 たとえば、AppleのSteve Jobsが年収$1であるのが良い例だろう。 もちろん彼の場合はすでにお金に困っていないとか、 ストックオプションによっていくらでも稼げるとかは無視してはいけないだろうが。
そのに。
経営者の観点からは金銭的でない報酬というのは都合が良い。 いわくお金をかけないで人材を確保できるからだ。 これを経営者の陰謀と見るか、限られた源泉で最大限の満足を提供するための手段と見るかは人によって変わるだろう。
従業員の立場からも同様である。「金銭以外の報酬」という建前で丸め込まれると感じるか、 本当に満足感を得て充実して働けるか。それは個別の状況(人格とか、現状の経済的余裕とか)で 捉え方が変わるだろう。