4150113378 Greg Eganの短編集を読む。
表題作『祈りの海』は(中編サイズのような気がするけど)、全然感動しなかった。 道具立ても陳腐だし、オチも凡庸。異世界の描写はやるならもっと突っ込んだ方が良い。 でも、これってヒューゴー賞やらローカス賞やら取ってるんだよね。 私の感性が鈍いのかなあ。それとも宗教関連の作品に偏見があるとか(ありえる)。
一番面白かったのは『貸金庫』、続いて『ぼくになることを』、『誘拐』、『放浪者の軌道』くらいかな。 特に『ぼくになることを』は最近読んだ哲学的な何か、あと科学とかの<思考実験(3) どこでもドア2>を思い出した。 いや、どこでもドアの方は毒があり過ぎて、ちょっと読んでてつらいんだが。
アイディアに感銘を受けたのは『百光年ダイアリー』、『無限の暗殺者』。
ところで、『ぼくになることを』って同じ設定を使った遠未来の話があったよね。 タイトルが思い出せない。波動を使ったスポーツのようなのが出る話。 あれ、Eganじゃなかったような。
Pragmatic Programmersによるセミナー。 コロラド州デンバー、ワシントン州シアトル、バージニア州レストンで開催される。
この講師に3日間フルタイムで教わって650ドルは安い。 が、日本から参加するのは現実的ではないか。
弟が今度入社する会社では、新入社員への課題(レポート)として、 「自分を漢字一文字で表現しなさい」というものがあるのだそうだ。 毎年年末にやる「今年の漢字」のようなものか。
弟とか末娘とかは名前の上の漢字を取るとわりとそのままのような気がするが、 他の人はそんなに簡単じゃない。
たとえば私は....なんだろう?
「今の自分」ではなくて「なりたい自分」だと「匠」かなあ。
追記
このエントリにそれなりに反応があるらしい。 が、弾さんが「弾」で、よしおかさんが「よ」ってのは...。
みんなストレートすぎ(人のことは言えないが)。
久しぶりに近くに居る一族が集まって昼食。 えーと、16人か。娘たちは実家に泊まる予定だったが、 風邪引きが出たので急遽中止。ちょっと残念そう。
春休みのうちにまた泊まれるといいね。
妹夫婦が新居の棟上げだということで、見学。 なかなか立派なものができている。
日曜の新聞に島根県議会2月定例会のまとめが載っていた。
その最後の質疑。
情報産業の育成について
【問い】松江市はルビー(プログラミング言語)を核にプロジェクトを立ち上げ、オープンソースソフトのメッカになろうとしている。県もこのような動きと連動して情報産業育成を図るべきでは。
【答え】情報産業は、我が国における経済成長の起爆剤となることが期待されている。ルビーの開発者は松江市に在住しており、本県の大切な地域資源の一つであると考えている。県としても松江市と共に、県内の情報産業が国内外の大きな市場に挑戦していけるよう、最大限の支援をしていきたい。
普通、「地域資源」というと、景勝地とか文化財とかをさすんじゃないだろうか。 人間国宝とか無形文化財とかもあることはあるけど。
私が引っ越しを決心したらどうするんだろう、とりあえず予定はないけど。