Second Annual Silicon Valley Ruby Conferenceでは、 Rubyプログラマへのリクルーティングが盛んであった、という話。
日本でもそういう傾向は見えつつあるが、 まだ、「Rubyプログラマ優遇」とか「高給保証」とか、そこまでは届いていない。
つか、そういうところまで持っていきたいものだ。 待遇改善には原資が必要である。
DATE 2007カンファレンス(EDA関連の最大のカンファレンス、EDAってなに?)で感じたこと。
システムの規模が大きくなるにつれ、挙動と性質が変化しつつあるということだと思う。 賛成する。
「Pat Eylerのブログコンテスト」、4月のテーマは「未来のRuby」。
What Changes would make Ruby a better language without making it into something that isn't Ruby?"
Rubyを「Ruby以外のもの」にすることなく、Rubyを良くするアイディアについて。
最優秀の人にはApressから好きな書籍をもらえる。
気がついたのが遅かったので(もう月末までわずかしかない)現時点でも結構集まっている。
中には明らかにRubyらしさを失うものも(optinal static typingとか)あるが、 耳を傾けるべきものも多い。が、interpreter lockなしのnative threadingとか、 気持ちはわかるが、実装は無理なんじゃないかと。
Gambit-Cのネームスペースについて。
(namespace ("f#" foo) ("b#" bar baz))
と宣言しておくと、そこから、fooはf#fooに、barはb#barになるので、 ライブラリのロード前にnamespace宣言しておく、というもの。
簡単で、ある程度効果的なのは認めるけど、なんか違和感がある。
Smalltalkの新しいオブジェクトシステム。 Squeakの「フォーク」だから「スプーン」という名前付け。うーむ。
クラスのアンロードができるため、とても小さなメモリイメージを作ることができる のが特徴だとか。実際、最少のイメージは1,337バイトだとか。小さい。
「なぜLispは違うのか」。
CやJavaの観点からLispを見ているんだと思う。 「悪い」と言ってるわけでなく、「違う」と言ってるところが重要なんだろうな。
しかし、これらの指摘の一部は実は動的言語でも共通なわけで、 それが別に問題になってないように見受けられることを考えると これらの違いの多くはさほど問題ではないということだと思う。
とすると、...やっぱり括弧か。
京セラが極端な違いはないのにやっぱり強い、そのことは素晴らしい、という話。
理想的な態度だ。 細部の細かな使い勝手の蓄積によって全体的な強さが構築できるということなのだろう。
Rubyもどこが良いのか言語化できないのに強いというのと 似た性質である....のだといいな。