出張で東京へ移動。が、本来、今晩あるはずだった予定は 深夜2時にキャンセルになってしまう。
で、少々時間に余裕ができたので東京オフィスで1.8.5のリリース作業。 作業そのものは手順通り(スクリプトも作ってるし)なんだが、 失敗しちゃいけないと思うと、確認とか、精神的プレッシャーとか。
お金をもらっているわけでもない、 誰が喜んでくれるわけでもないのにやってらんない。 むしろ、アレだ。開発側は淡々と開発を行い、 ディストリビュータが適当なタイミングでパッケージにするというので、 どうだろうか。
どうだろうか、っていっても、きっと誰も賛成してくれないし、 手をあげてもくれないに決まってるんだけど。
などと、不毛なことばかりを考えながらリリース。
リリース後、サイボウズラボへ移動。LL Ring前夜祭というかたちで おしゃべり会に参加。
オープンソースマガジン10月号の第二特集のpart 1を仰せつかった。 しかし、「最前線」とはおおげさなタイトルだ。
LispとかMLとか、あまり知られてない言語を中心に、 そこからどう技術移転が行われてきたか、とかいうような話。 私の文章をウォッチしている人なら「どこかで読んだな」と思うかもしれない。
こういう趣味に走れる文章は、楽しいけど、それでも締切はしんどい。 特に次の日のLL Ringのスライドを用意する必要がある場合にはなおさらだ。
サイボウズラボで竹迫さんたちと話していたネタ。
RSSとかだとdescriptionにHTMLが埋めこまれるので、 well-formedでないXMLが日々大量に生成されている。 最近のPerl業界ではそのようなwell-formedでさえないXML(のようなもの)を ハンドリングすることが話題になっている、と。
それだと先日の「XMLのメリット」全否定のような気がする。
とはいえ、HTMLだからdescriptionの内容全部エスケープするわけにもいかないような気もするし。 「いっそ、コメントに入れるか」という話も出たが、 それだと少なくともRSSではないよね。次世代RSSはそうするべきか。
そういえば、XMLにはTeXのverbのようなものはないよね。