というわけで、岡山に移動。
個人的には日大の吉開先生の 「ネットワークの価値モデルと、その応用に関する考察」という発表が一番面白かった。
ほ乳類の脳の容量とグループの大きさとの相関から、 人間が自然に構成できるグループの大きさは150前後と推定し、 それを基本にReedの法則を修正したものの、モデル化、という話。 マジックナンバー150はいろんなところに応用できそう。
そういえば、うちの教会の各支部もだいたい150くらいで頭打ちのところが多いような気がする。まあ、たいていはそれ以前に分割になるけど。
で、私の発表は「動的言語の古くて新しい世界」。 「最近、動的言語がはやってるみたいだけど、どんなもんよ」とか、 「でも、結局1958年生まれのLispにあることばっかりなんだよね」とか、 「Lispは一般受けしないんだよね」とかいうような話。
Lispを知っている人には受けたが、 Lispを知らない学生はぽかーんとしていたような。
来週の東大での話も似たようなものになるような気がするが、 もうちょっと改善しよう。
追記:
「未来の言語に大切なこと 〜動的言語の復権と将来〜」
概要
近年注目を集める言語はLispの機能を取り込みつつある。時代は 1958年を再発見しつつあるのか。なぜ、今Lispなのか。あるいは なぜ今はLispではないのか。また、プログラミング言語の(近)未来は どうなるのか。Ruby 開発者が独断と偏見にみちた予想(あるいは嘘 八百)を語る。
日時 2006年6月13日 13:30ー14:30
場所 東京大学 理学部 新1号館 小柴ホール