昨年の夏に投稿した論文がやっと採択される。
しかし、お情けで採択してもらったので、修正の指示がかなり多く残っている。 〆切は今日。 やっぱ研究者には向いてないや。
でも、職業プログラマとしても(というか会社員として)かなり失格気味な私の生きる道は...?
自分で満足しているのは言語設計者の立場なんだが、 それって全然商売にならないしなあ。
冗談はともかく、忙しい。
こういう日に限って教会の用事が立て続いて、 日付が変わりそうなころにメールで論文を提出。
先に郵便で提出したハードコピーに間違いを見付けてしまい、 差し替えのハードコピーを明日送ることにする。ダメダメ。
U20プログラミングコンテストの結果がやっと発表になった。 正式決定するまでは箝口令が出ていたのだ。
受賞者のみなさん、おめでとうございます。
今年もなかなか面白いものが集まっていた。 というより、昨年よりもずっとレベルが高かった。 昨年よりも応募総数は減っていたようだが。
さて、もし時間を遡って今年の応募者にアドバイスできるとしたら、 「傾向と対策」は以下のようになるだろう。
ゲームは難しい。
今回の受賞者にもゲームが多いのだが、 実際にはそれ以上にゲームの応募は多い。 ライバルが多く、競争が激しいので難易度が高い上に、 審査員受けはそれほど良くない。
労力と受賞確率はさほど比例しない。
審査員はソースも読んでいるので、 「力業だな」とか「がんばってるな」とかは分かるのだが、 それは評価点のごく一部に過ぎない。 むしろ光るアイディアの方が評価される
優れたツールよりも独創的なアイディア
今回個人部門対象を受賞した「Aki黒板」は 黒板を再現するソフトというばかばかしくも独創的なアイディアが評価された。 たぶんこれは一番労力をかけたものでも、一番複雑なものでもないが、 似たものがない点が高く評価されたのだと思う。 もっとも大賞の選考の時には私は講演をしていたので伝聞なのだけど。
もっとも来年は審査員も変わるかもしれないし、同じことが当てはまるとは限らないのだが。