CNETの記事に関連して、 分室に記事を書いた。
補償金分配のしくみを透明化してから出直してこいって感じ。
488648719X
先日の『オープンソースがビジネスになる理由』にひきつづいて、 今度は『488648719X』を眺めてみた。
あんまり時間をとっていないので、良いとか悪いとか断言はできないけれど、 作者の人たち(秋本 芳伸さん, 岡田 泰子さん)は「フリーソフトウェア」の定義を間違えちゃったみたい。 フリーソフトウェアは「派生物もフリーソフトウェアでありつづける必要がある」と 明記されているので、どうやら彼らの定義ではフリーソフトウェアとは GPLを適用したソフトウェアのことらしい。
実際には「4つの自由」を保証する(ライセンスが適用された)ソフトウェアであれば フリーソフトウェアなので、たとえば派生物に対して強い権利を主張しない BSD系ライセンスのソフトウェアもフリーソフトウェアである。
あと、気がついたのは、ソフトウェア全般やオープンソースに詳しくない人にも 分かるようにそれなりにていねいに説明してあった。ソースコードとはなにか、とか。 初心者向けの文章が書けるということはそれだけで大したものではある。
次にチェックするなら可地さんの『4534039050』かな。でも、田舎の本屋や図書館にはなかなか置いてないんだよな。