朝から東京へ移動。
「IPAのオープンソフトウェア活用基盤整備事業」の説明会。 公的な資金を使うということはなかなか事務や証憑が面倒ではある。 まあ、「使い込み」とか「不正」とか言われてはかなわないのでしかたがない。
でも、やっぱり面倒だよお。
今使っているマシンのキーボードがくたびれてきたので、新しいマシンがほしいなあという気持ちになる。 もっともほしいなあと思うのはいつものことだし、貧乏症なのでなかなか買えないのだが。
より重要な問題は妥協できるマシンがないということだ。
という条件を満たすマシンが売ってないんだよねえ。
あえて満たしそうなのはVictorのInterlinkなんだけど、Linuxの動作に不安があるし、 横長ディスプレイがちゃんとプレゼンに使えるんだろうか。それに熱そう。
思い出した。夕べ寝ようと思って歯磨きのために洗面所に行ったのだ。
そしたら、洗面所が海だった。ぴちゃ。うわっ。
誰も聞いてないのに大声出しちゃったよ。洗面所の排水溝がつまるかなにかして、 洗濯機の水が逆流したらしい。うちのは乾燥機もついているので、生暖かい水が洗面所の床中に。
びしょびしょ。
ひとり深夜にタオルで床をふいていたのだ、1時間も。なんだかわびしかった。
洗濯機のことはもういいのだ。出張に行っている間に管理会社の人が直してくれたらしいので。 しかし、原因はよくわからない。「ほこりがつまっていました」とか言ってたらしいが、 このアパートにもう6年も住んでいるのにこんなことは初めてだ。
あるいは新しい洗濯機に問題が。とすると数ヶ月後にはまた同じことが起きるのかっ。 心配だ。ちっとも「もういいのだ」じゃないぞ。
ま、それはともかく。
せっかく東京に来ているし、東京事務所は秋葉原にあるので、 ゆうぞうさんに付き添ってもらって(田舎者には付き添いが必要らしい)電気屋に。
予定通り新しいPDAのケースを買って、ついでにノートパソコンを見て回る。
だめだ。ちゃんとしたマシンがない。 期待したInterlinkはやっぱりちょっとキーボードが小さすぎ。 妥協できそうなのは実は富士通のLOOX Sくらいなのだが、 これはCPUとメモリが現状と大差ない。 というかCrusoe 800MHzではP3 600MHzに負けるだろうな。
ACPI対応のことも考えると今は手を出さないほうが良いのかなあ。
都内某所で「ごとけんさんを囲む会」が開かれる。
時間を忘れて(約2名帰りそこねる)楽しい話をしました。 えーと、なに話したっけ。
あとは忘れちゃった。適当に補足してください。
あと、高橋さん、『415208121X』は私にとって反則です。 寝ないで読んじゃったじゃないですか。どうしてくれるんですか。< 自業自得です
書評はまたいずれ。しかし、一般受けはしないんじゃないかなあ。 私的には「どんぴしゃり」と「近親嫌悪」の合い交じった感情があります。
大阪市立大学のワークショップに呼ばれたので、 行ってきました。大阪は遠い。
内容は、前半はTexas A&M Universityのプレゼン、後半はJAOO 2003のプレゼンを組み合わせたものでした。 質疑応答込みで約2時間というところでしょうか。
あまり反応がない人もいたのですが、お役に立ったでしょうか。
そういえば、今年はプレゼンが少なくて今年はまだ2回目のような気がします。 今後もあまり予定がないし。
昨年の夏投稿した論文が条件つき採択になったのは4月の話。 5月の末に書き直そうと考えていたが、 妻の入院騒ぎで延期の依頼を出した。 まあ、本当は7月までに出せばよいのだからそんなに慌てることはない、 などと考えているうちにすぐに時間が過ぎてしまった。
自分で決めた〆切が20日なので、なんとか書き上げたい。 で、今日からやっと作業に入る。
査読者からのコメントを読んでいると、 論文を書いた時の考えの浅さがきっちり指摘されて 悲しくなってくる。何度書き直しても満足いかない。 ほんとに20日までに書けるのかな。
この家に引っ越して来て、はや二年強。
ほったらかしで延び放題の庭木などを、 シルバー人材センターの人に先日剪定してもらった。
で、出た枝やら葉っぱやらは、 産業廃棄物として処理するとえらい高くつくということで、 市のゴミ袋につめて、燃えるゴミとして処理したほうがよいでしょうとのこと。
で、妻と二人で袋につめたのだが、なんと45リットルゴミ袋が57袋も出た。 何という量だ。倉庫にゴミ袋が並んでいる様子は、 まるで映画『エイリアン』冒頭でエイリアンの卵が並んでいるようだ。 これを燃えるゴミの日に少しずつ捨てていくことになる。
午後は教会のタレントショー。 「隠された才能を披露する」というテーマのもと、
などが発表される。当初は「うちも歌(+合奏)でも」と思っていたのだが、 練習が足りず、今回は遠慮した。 だが、予想以上にレベルが高かったので、今回遠慮したのは正解だったかも。
駅前のビルでミュシャのリトグラフの展示をしているのを見に行く。
うちはミュシャ好きの人が多いので、 堪能したが(私が好きなのは「春」)、 商売なので、いろいろ話しかけてくるのは閉口した。
まあ、ただで見せてもらってて文句を言ってはいけないか。
同じビルのスパゲティ屋で夕食を食べて帰る。
Bitwise MagazineでRubyについていろいろ言ってた人によるRuby入門書。 コンパクトである。初心者にもわかりやすいかどうかは、実際の初心者の意見を聞いてみたい。
こういうのがどんどん出てくるのが、英語圏の層の厚さというか何というか。
今日は父の日である。 朝、末娘が「おとーさん、おめでとー」と言って包みを持ってくる。 開けたらムーミン柄のネクタイであった。なぜムーミン?
ありがたい。妻にもお礼を言ったら「なんのこと?」ととぼけていた。
聖餐会のテーマも父の日。こちらは単に「父親に感謝する」というだけでなく、 天父、つまり神様の方が主要なテーマ。 私も話す割り当てがあった。
集会終了後、教会の用事で米子へ。
で、(ついでに)父親に会い、ちょっとした贈り物を。
注意。このエントリはRuby 2.0に入るかもしれない機能について述べていますが、本機能が本当に2.0に採用されるかどうかは、未定です。
新しめのSmalltlakにはTraitという機能があって、 これは基本的にRubyのmoduleのようなものなのだが、 includeで継承関係をつくる代わりに、そのTraitの機能がクラスに「注入」される。
で、Trait機能の面白いところは、Traitの演算ができる点だ。
つまり、aおよびbがTraitであった時、+演算でaとbの両方の機能を持つ、無名のTraitを作ることができる。
a + b # => aとb両方の機能を持つTraitを返す
この時、属性(メソッド)に重複があるとエラーになる。
では、重複がある時にはどうするか、というと、Traitから重複するメソッドを取り除く。
a - :foo # aからfooメソッドを取り除いたTrait a - [:foo, :bar] # aからfooメソッド、barメソッドを取り除いたTrait
Rubyにこの「モジュール演算」を取り込むとして、 問題になる点は、定数をどうするか、という点である。 Rubyには名前空間が複数あるので、上記の演算でメソッドの重複を解消できても 定数が重複してしまう可能性はある。
これはたぶん、
ことになるのではないだろうか。
ということで、API案。
当面、定数の名称重複の仕組みは提供しない。
というのも、定数の名称が重複した場合、ほとんどのケースでは単なる削除や名称の置き換えでは解決できそうにないから。もし、本気でやるとしたら、メソッド定義全部をスキャンして、定数への参照部分を書き換えるようなことをしなければならない。それはできれば避けたい。
で、この機能がなんでうれしいかと言うと、「名称重複でエラーが出る」ところ。 includeで関係ないモジュール間で名称が重複しても、継承ラインに並んでしまうので、 エラーにもならず、実際に実行してわけのわからないことになるまで気がつかないが、 モジュール演算を使えば、名称重複によるエラーを(ある程度)事前に検出できる。